今月今夜のこの月を……の日のひとりめし

17-1-2朝:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)

「今月今夜のこの月を僕の涙で曇らせてみせる」

あまりにも有名な、間寛一のセリフである……、と、云っても、21世紀も1/5を過ぎ、平成もカウント・ダウンの始まった今日では、知る人も少ないだろう。

明治期の小説家、尾崎紅葉の『金色夜叉』のセリフである。

精確には、小説『金色夜叉』を基にした芝居や映画のなかのセリフであって、原作では次のようになっているそうだ。

 

「吁(ああ)、宮(みい)さんかうして二人が一処に居るのも今夜ぎりだ。お前が僕の介抱をしてくれるのも今夜ぎり、僕がお前に物を言ふのも今夜ぎりだよ。一月の十七日、宮さん、善く覚えてお置き。来年の今月今夜は、貫一は何処(どこ)でこの月を見るのだか! 再来年(さらいねん)の今月今夜……十年後(のち)の今月今夜……一生を通して僕は今月今夜を忘れん、忘れるものか、死んでも僕は忘れんよ! 可いか、宮さん、一月の十七日だ。来年の今月今夜になつたならば、僕の涙で必ず月は曇らして見せるから、月が……月が……月が……曇つたらば、宮さん、貫一は何処かでお前を恨んで、今夜のやうに泣いてゐると思つてくれ」(Wikipediaより)

 

貧乏学生の間寛一は、許嫁の鴫沢宮が富豪の富山唯継に嫁ぐことになったのを激怒して、熱海の海岸で宮を問い詰め、縋り付く宮を蹴り飛ばす。

そこで寛一の口を突いて出るのが、前述の名セリフである。

ちなみにこの熱海の海岸の場面も、名場面、と、云われている。

しかし現在では、宮に如何に落ち度があろうとも、また如何に宮が腹黒かろうとも、とても寛一のようなマネはできまいし、やれば批難の矛先は、いっせいに寛一に向くであろうことは、火を見るよりも明らかである。

時代の流れ、意識の変化、と、云うものであろう。

もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

裏切りとも罵りとも無縁の、いたって平和温和な献立である。

それはともかく、この日、寛一お宮は、熱海の宿で、どのような献立の食事を喫したのであろうか。

17-2-3昼(弁当):麦飯(ピリ辛らっきょう)、山菜と高野豆腐の煮物、小松菜のわさび和え

久しぶりに、ピリ辛らっきょうをトッピングした。

わたいは、ビタヴァレーと云う、ビタミンB1とB2を強化した麦を米に混ぜて炊飯しているが、らっきょうは、そのビタミンB1の消化吸収を、通常の7倍にも高めてくれるのである。

その一方で、脂肪の吸収や血糖値の急上昇、コレステロール値の上昇などは抑制し、腸内環境を整えてくれる。つまり、肥満や糖尿病など、生活習慣病の予防に効果を発揮し、さらにはがん予防にもなる、と、云う。まさに、らっきょうさまさまである。

らっきょうは、いわゆる精が強いので、食べ過ぎると胃腸に負担がかかるらしく、5粒/日が目安だそうである。

17-3-1晩:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、焼麩、大根、人参、白菜、玉葱、キャベツ、椎茸、えのき、突き蒟蒻、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、ほうれん草としめじのお浸し、カボチャの煮物、冷奴、納豆、味付海苔

弁当のお菜の小松菜のわさび和えには油揚げを入れたのに、晩食のお菜のほうれん草としめじのお浸しには入れ忘れた。不覚である。

昨日も記したが、青菜類に多く含まれているビタミンAは、脂溶性なので、油とともに摂取すると効率が良い。そのため、油揚げと一緒に摂取しよう、と、思っていたのに、忘れてしまったのである。

もっとも、粕汁に油揚げを入れているので、消化吸収される時点では、一緒になっているだろう、と、思われる。

ただ、以前にも記したが、ビタミンDが豊富なしめじを、カルシウムが豊富なほうれん草とともに摂取できるようにしていることは、我ながら、アッパレ、と、思う。

ローマ帝国初代皇帝即位の日のひとりめし

16-1-2朝:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)

Wikipediaによると、紀元前27年の今日、「オクタウィアヌスが元老院からアウグストゥスの尊号を受け、ローマ帝国初代皇帝アウグストゥスと」なったのだそうである。

シーザー(ジュリアス・シーザー、ユリウス・カエサル)がローマ帝国の初代皇帝だと思っている人が意外と多い。シーザーは帝位につくことなく暗殺された。

初代ローマ皇帝アウグストゥスは、そのシーザーの養子である。

アントニウス、レピドゥスとともに、いわゆる第2回三頭政治を開始したことでも有名である。

現在8月のことを英語で“August”と云うのは、彼の名(尊号)“Augustus” にちなむものである。彼は「誤って運用されていたユリウス暦の運用を修正するとともに、8月の名称を自分の名に変更した。」(Wikipediaより)

また、現在で云うところのアトピー性皮膚炎を患っていた、と、云われており、その点でも、わたいはこの人物には親近感を抱いている。

もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

帝国とも皇帝ともジェダイの騎士とも関係のない、いたって凡俗な献立である。

それにしても、初代ローマ皇帝に即位したこの日、アウグストゥスことオクタウィアヌスは、いったいどのような献立の食事を喫したのであろうか?

16-2-3昼(弁当):麦飯(ピリ辛きゃら蕗)、山菜と高野豆腐の煮物、小松菜のわさび和え

山菜と高野豆腐の煮物とは言い条、山菜と高野豆腐の他にも、突き蒟蒻と焼麩と油揚げが入っている。山菜は、スーパーで売っていた山菜ミックスを使っている。最近では(?)こうした便利なものが出回っているようで、ナカナカにありがたい。

小松菜のわさび和えにも、油揚げを入れた。小松菜にはビタミンAが豊富に含まれているそうだが、そのビタミンAは、油とともに摂ると吸収が良い、と、云うことなので、油揚げを入れたのである。他にも、油炒めにしたり、すりごまをかけたりしてもいいらしい。

それにしても、我ながら、精進料理のような献立である。

16-3-1晩:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、焼麩、大根、人参、白菜、玉葱、キャベツ、椎茸、えのき、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、ほうれん草としめじのお浸し、カボチャの煮物、冷奴、納豆、味付海苔

今週はわりと暖かめの日々なのだそうだが、やはり粕汁である。これまた、昨日2日分料理っておいたものの、2日目分である。

以前にも記したが、出汁は昆布とあじにぼしと、顆粒のあごだしでとる。もっとも、顆粒のあごだしを忘れることがたびたびあるが……。

それはともかく、昆布もあじにぼしも、すべて食べる。棄てるなどとは、勿体なくてできない。すべて海産の食材には、地上の食材には存在しない、素晴らしいミネラル類が含まれているそうである。それを思えば、海産の食材を粗末にするなど、宝を棄てるようなものである。

魚もできるだけ、骨ごと食べるようにしている。少なくとも食べ物に関して云えば、「贅沢は敵だ」と云う標語は、正解であるようだ。

小正月の日のひとりめし

15-2-1昼(弁当):麦飯(しそ昆布)、山菜と高野豆腐の煮物、小松菜のわさび和え

今日は“小正月”である。

Wikipediaによると、「この日の朝には小豆粥を食べる習慣があった。古くは『土佐日記』や『枕草子』などにも、小正月に小豆粥を食べたことが記されている」そうである。

7日にも七草粥を食さなかったくらいであるから、今日も小豆粥など食べるはずもない。

節気の食べ物とは無縁の生活である。

したがって、わたいの弁当のお菜も、まったく季節感のない、いつもながらのお菜である。

15-3-1晩:玉子麦飯、粕汁(鮭、鰯のつみれ、焼麩、大根、人参、白菜、キャベツ、玉葱、椎茸、えのき、突蒟蒻、油揚げ、ニラ、もやし、貝割)、ほうれん草としめじのお浸し、カボチャの煮物、冷奴、納豆、味付海苔

粕汁の具(大根、人参、白菜、キャベツ、玉葱)は、先週料理っておいて、冷凍保存しておいたものである。

ほうれん草としめじのお浸しは、最近のお気に入りである。しめじ(ぶなしめじ)にはビタミンDや食物繊維、カリウムや鉄などが豊富で、免疫機能を高める物質や制ガン作用があるそうである。

ビタミンDはカルシウムの吸収をよくするので、カルシウム含有量が豊富なほうれん草と一緒に食しているわけである。

カボチャは云うまでもなく、ビタミンA(β-カロテン)、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、食物繊維が豊富な食材である。ビタミンAは、カルシウムとならんで、日本人には不足しがちな栄養素であるらしいので、極力摂取するようにしている。

今回、新たにえのきを粕汁の具に加えた。どこぞの国会議員数とおなじで、減らすことを少しも考えていないようである。

ただ国会議員と違い、役に立っていることだけは間違いなかろうと思う。

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