6.18-1-2朝:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、 生野菜サラダ

今朝7時58分、大阪北部を震源地とする(後刻、高槻と判明した)震度6弱の地震が発生した。後で知ったことだが、大正年間に観測が始まって以来、最大規模の地震だったのだそうである。
わたいはそのとき、地下鉄のホームで、電車の来るのを待っていた。と、突然、下から突き上げられるような衝撃を感じ、
──あれっ? なんだこりゃ。
と、思う間もなく、横揺れが始まった。天井を支える柱が動いているのが判るほど、強い揺れだった。
いくらニブイわたいでも、
──地震や。
と、解った。
もちろん、周囲にいた人々も、理解したに違いない。
それにしては、みな冷静だった。ほとんどの人は、泰然として動かない。
わずかな人たちだけが、地上に出るべく階段を上り始めた。慌てている様子もなく、走っている人もいない。みな粛々としている。
わたいも一旦、地上に出るべく、階段を上りかけた。が、途中で足を止め、ホームに引き返した。揺れは短時間で収まり(1分と揺れてなかったろう)、大した影響もあるまい、と、思われたのである。
ところがホームに戻ってみると、駅員からの指示があり、全員改札を出て避難するように促された。もちろん、車両の運転は見合せである。再開の目途は立っていない、とのことである。
しかたないので、地上に出て、しばらく躊躇したが、宅に戻って自宅待機することにした。
7:58と云えば、いつもなら、発車したての電車の中にいる時間である。
いつもは7:57発の電車に乗るのである。
たまたま今日は、スマホを持って出るのを忘れ、取りに引き返したのである。別に1日スマホなしで済ませてもよかった。ただなぜか、その日はスマホがないと不可ないように感じたのである。
それが幸いした。故郷の友人に云わせると、“悪運が強い”のだそうだ。我ながらそう思う。
もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
地震とも、悪運とも関連のない、いたって平常通りの献立である。

6.18-2-1昼(弁当):麦飯(しじみの佃煮)、鶏もも肉のカレー粉焼き、小松菜のわさび和え

鶏もも肉のカレー粉焼きは初めての挑戦である。最初味付けの仕方を間違えて、調味料をすべて混ぜ合わせてしまった。塩、チューヴにんにく、チューヴ生姜は、それぞれ、鶏肉に揉み込むようにして、カレー粉はパウダーのものを、小麦粉は茶漉しで篩うようにして、まんべんなく振り掛けるものであることを、体験として、初めて識った。
なにごとも体験である。
小松菜のわさび和えは久しぶりである。味付けのわさび醤油が少し濃かったかな、と、思ったが、小松菜の水分とうまい具合に絡まって、加減のいい味付けになった。今回は忘れずに油揚げを入れ、椎茸も入れた。油揚げはビタミンAの、椎茸はカルシウムの消化吸収を効率よく促進させるためであることは、これまでも多々記してきたところである。
解ってはいるのだが、いつもどちらか、入れるのを忘れる。
今回はどちらも入れた。完璧、で、ある。

6.18-3-2晩:玉子麦飯、生野菜サラダ(レタス、キャベツ、胡瓜、トマト、玉ねぎ、ニラ、もやし、貝割…深煎りごまドレッシング)、ほうれん草と椎茸のお浸し、オクラと長芋の梅肉和え、冷奴、納豆、味付海苔

夏仕様の献立が定着しつつある。
先々週はぬた、先週は酢ごぼう、そして今週は、オクラと長芋の梅肉和え、で、ある。ぬたや酢ごぼうに比して量が多い。ねばねば系であるところは納豆とかぶっている。しかし、梅肉でサッパリした味わいがあるし、ねばねば系は健康によろしいしするので、夏向きの献立として重宝している。
夏仕様の献立で変化があるのは、この献立と、青菜類だけである。あとは生野菜サラダと冷奴にかけるドレッシングが、日替わりになっている。
パッと見は毎晩同じであるように見えるかもしれないが、これでの少しずつ、変化のアクセントはつけている(つもりな)のである。