2018.10.16-1-2朝:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、りんごヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)

現在を去ること33年前の今日、阪神タイガースが21年ぶりのリーグ優勝を決めた。

この日、狂喜乱舞したタイガース・ファンが、大阪ミナミの道頓堀川に飛び込み、その様子が全国にTV中継されて、以後、なにかの催しがあるごとに、道頓堀川に飛び込むのが、一種の儀式となってしまった。

このとき以来、星野仙一監督による2003年まで、優勝から見放されたのは、このとき道頓堀川に投げ込まれたカーネル・サンダースの怨念によるものだ、との都市伝説が流布した。

今年阪神タイガースは、17年ぶりの最下位となってしまった。カーネル・サンダースの呪縛は、まだ解けきっていないものと見える。

もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

優勝とも呪縛とも一切無縁の、いたって平和で穏和な献立である。

2018.10.16-2-3昼(弁当):麦飯(ピリ辛きゃら蕗)、鶏肝の生姜煮、小松菜と厚揚げの煮浸し

昨夜母者に確認したところ、やはり通常、小松菜の煮浸しには、砂糖は入れないのだそうである。どうりでいままで、煮浸しらしくない味がしていたわけである。

ところが怖いことに、長らくその味付けで食していると、いつの間にか味覚がその味に慣れてしまったようで、今回の味付け──酒と薄口醤油だけによるもの──では、どうもいまひとつ、物足りないような気がするのである。なれとは恐ろしいものである。

しかしそれも考えようで、慣れがあるからこそ、自分が料理る料理でも、さして旨いとも思わぬ代わりに、食えぬほど不味いと思うこともなく、日々食しておられるのだろう。そう考えると、慣れとはありがたいものである。

2018.10.16-3-1晩:玉子麦飯、味噌汁(大根、人参、玉葱、キャベツ、長葱、白菜、えのき、ニラ、もやし、貝割、薄揚げ、乾燥わかめ)、ささ身の味噌漬け、小松菜と厚揚げの煮浸し、カボチャの煮物、自家製なめたけ、冷奴、納豆、味付海苔

自家製なめたけがなくなった。初めて料理ったにしては、上手く行った方である。最初は上手く味が馴染んでなくて、こいつは失敗だったかな? と、思ったものだが、日を経るにつれて味が絡んでいったのか、美味くなった。

惜しむべきらくは、長さを短くし過ぎた、と、云うことである。もう少し長めに切った方がいいようである。あるいは切らずに、そのまま使ってもいいかもしれない。

なんにせよ、自家製なめたけは、今回のヒットであった。また料理ってみよう。

カボチャの煮物が、3食分しかできなかった。意外と小さいものである。やはり次回からは、1個分買った方がいいようだ。

小松菜と厚揚げの煮浸しは、菠薐草が高価だったため、こればかりとなってしまった。同じ小松菜でも、他の献立もあるだろうに、と、思わないでもないのだが、どうせ食べるのは自分だし、目先を変えないと食が進まない、と云う、贅沢者でもない。まあ、ただの無精者と云われれば、別に否定するつもりもないが……。