朝:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、生野菜サラダ、チェダー・チーズ
今日は“ロマンスの日”だそうである。
Wikipediaによると、“日本ロマンチスト協会が制定”したもので、“「本当に大切な人と極上の1日を過ごす」ことを推奨している”のだそうだ。
ちなみに、この日が選ばれた理由は、“「ロマン(6)チッ(1)ク(9)」の語呂合せ”なのだそうである。
いつもながらに、強引な理由づけである。まるで某国の諸大臣による、国会答弁である。そこまで下品ではないか。
これまたいつも思うのだが、なんなと協会だの協議会だのがあるものである。教会や協議会を設立すると、なにかトクなことでもあるのだろうか。
この日本ロマンチスト協会なるものは、“「大切なパートナーとの持続可能な関係づくり」実現に向け、ロマンチスト育成プログラム「6つのアクション」と倦怠感削減のプログラム「3R」を全日本に共有し実践している”そうである。
ひと昔前までなら、この「パートナー」と云う語は、「配偶者」、「恋人」などと表現されていたのであろうが、近年、いわゆるLGBTや正式な婚姻関係にない、事実上の婚姻者など、いわゆる多様な家族のありかた、とやらに配慮して、「パートナー」などと表記するようになったのであろう。ご苦労なことである。
どうせなら、わたいのようなひとりもの、いわゆる「大切なパートナー」のいない人間にも、相応の配慮をしてほしいものである。
もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
大切なパートナーはもとより、大切でないパートナーとも縁のない、いたって殺風景な、色気も潤いもない、いつもながらの献立である。
昼(弁当):麦飯(奈良漬け)、ささみの味噌漬け(4個)、ブロッコリの塩昆布和え
ささみの味噌漬けも久しぶりである。以前にいた仕事場の女性に教えてもらって以来、ほとんど病みつきになっていたのだが、ここしばらくは料理っていなかった。
別に、飽きた、とか、キライになった、とか、そう云うわけではない。ただたんに、他の献立を料理る気になっていた、と、云うだけである。
と、云うことは、お気に入りの献立が久しぶりになるくらいに、料理れる献立の種類が増えた、と、云うことであろうし、また、新たな献立に挑戦しようと云う意欲も衰えていない、と、云うことであろう。よろこばしいことである。
冷凍保存しておいたブロッコリも、順調に消費されていっている。結構なことである。塩昆布以外で、なにか味付けになるものはないだろうか。なんなとありそうではあるのだが。
晩:玉子麦飯、即席みそ汁(長ねぎ、乾燥わかめ、とろろ昆布)、ささみの味噌漬け(3個)、菠薐草の胡麻あえ、生野菜サラダ、茄子とゴーヤの佃煮、冷奴、納豆、味付海苔
先々週だったか、某国の放送協会が、大豆が筋力増強や脂肪分減少に効果がある、と云う意味の内容の番組を放送していた。
「やめてくれ~!」
と、悲鳴を上げそうになった。
翌日から、ほぼ空になった大豆製食品──納豆や豆腐、油揚げに厚揚げなど──の食品ブースが、瞼の裏に去来したのである。
ところが、で、ある。その放送以来、いつ行っても、いつもと変わらぬ量の商品が並んでいるのである!
お店の仕入れ担当者のかたがたのヨミと熱意によるものか、生産元の確保がしっかりしているのか、それとも現在住んでいる場所の人びとの分析力&判断力が優れているのか……、なんにせよ、すばらしいことである。
おかげをもって、晩食卓の定番である、納豆も、ミニ豆腐の冷奴も、欠かすことなく、食し続けられているのである。
願わくば、あんな、いわゆる“情報番組”は、食以外の健康に関するものか、洗濯、掃除、食器類の後片付けなどに関するものに、その演題を限定して欲しいものである。それならば、だれに迷惑をかけるものでもなかろう。
プロ野球に限らず、なにごとにせよ、にわかファンやトビツキなどは、従来からのファンや愛好者にとっては、迷惑千万、顰蹙この上ない存在なのである。