ろ~りぃの食卓

二十代の初め頃、「キャベツの千切りって、どうやるんだ?」と、訊いて呆れられ、みそ汁を料理るときに、具材よりも先に味噌を入れて蔑笑われた男でも、これぐらいの料理ならできる! と、云う、見本です。 料理が下手と云われて落ち込んであるあなた! 自分は料理なんてできないんだ、と、諦めてるあなた! このブログで自信をつけてください! わたいができることならば、だれでもできる! あなたにだって、きっとできる!

2018年07月

蓄音機の日のひとりめし

7.31-1-1朝:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、アロエ・ヨーグルト、トマト・ジュース、バナナ

今日は”蓄音機の日”だそうな。

Wikipediaによると、「1877年のこの日、エジソンが蓄音機の特許をとった」のだそうである。実に解りやすい理由である。

1877年と云えば、明治10年、日本では西南戦争が勃発した年である。

エジソンが世界で初めて蓄音機を発明したことは有名であるが、我が友遊冶郎から聞いたところによると、エジソンが発明したのは、好きなときにその発生する音声を中断できる機械であって、初めて音声を発する機械を発明したのは神さまだ、と、云うジョークがあるそうである。

あまり出来のいいジョークではない。

昔は蓄音機も手回し式があって、電気式蓄音機のことを、わざわざ電蓄と称していたことなど、もはや知る人もいないのではないだろうか。

現在では音楽を聴くツールと云えば、やはりスマホであろう。

140年間の進歩には、すさまじいものがある。それとも、これくらいは進歩するさ、と、思われるだろうか。

いずれにしても、わたいの食卓に並ぶ献立とは、まるで縁のないことである。

進歩の兆しなど微塵もうかがい知るこのできない、いつもながらの献立である。

7.31-3-1晩:玉子麦飯、リーフミックスサラダ…シーザーサラダドレッシング、いわし味噌煮(缶詰)、ほうれん草とひじきの胡麻和え、冷奴、納豆、味付海苔

ゆえあって、今週は思いっきり手抜きである。どうも、1週間ごとに、手抜きを挟んでいるような気がする。

言訳めくが、「ゆえあって」と記すだけあって、リッパな(?)理由がある。

第一に、この土・日に台風の襲来が予想されたため、君子であるわたいは、危うきに近寄らなかったのである。

第二に、今週は仕事の都合上、昼を外で食する機会が多い。したがって、弁当は不要なわけである。弁当が不要、と、なると、どうも料理ろうとする気力が生じないのである。

そして第三に──そして、これが最大の理由なのだが──、しんどくて、気力が萎えて、そもそも料理る気がしなかったのである。

そんなわけで、今週は、たいがい出来合いのお菜ばかりである。

それでも野菜をキッチリと外さないのは、我ながらアッパレ、と、云うか、当然のこと、と、云うか……。

明治天皇祭の日のひとりめし

7.30-1-1晩:玉子麦飯、生野菜サラダ(サニーレタス、キャベツ、胡瓜、玉ねぎ、ニラ、もやし、貝割…深煎りごまドレッシング)、小松菜としめじと油揚げのからし和え、さんま蒲焼、オクラと長芋と玉ねぎの梅肉和え、冷奴、納豆、味付海苔

今日は”明治天皇祭”だそうである。
Wikipediaによると、「1912年のこの日に亡くなった明治天皇を記念する祭日。1927年(昭和2年)からは、嘉永5年9月22日の明治天皇の誕生日を太陽暦に換算した11月3日が明治節という祭日になった」のだそうである。
11月3日が明治天皇の誕生日で、かつては明治節と呼ばれていたことは知っていたが、本日が明治天皇が崩御なされた日で、明治天皇祭と呼ばれいることは、不明にして知らなかった。
Wikipediaによると、「1927年(昭和2年)からは、嘉永5年9月22日の明治天皇の誕生日を太陽暦に換算した11月3日が明治節という祭日になった。」とあるが、漱石の『三四郎』で、11月3日の明治節を祝う描写があったように思うが、いったいどうなっているのだろう。
もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
祭日の祝賀とも、漱石作品とも関係のない、いたって凡俗な献立である。

朝鮮戦争休戦の日のひとりめし

7.27-1-2朝:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、アロエ・ヨーグルト、野菜&トマト・ジュース、バナナ、生野菜サラダ

1953年(昭和28年)の今日、板門店で朝鮮戦争の休戦協定が調印された。

ここに、1950年(昭和25年)以来、3年にわたって続き、世界中の耳目を集めた朝鮮戦争は停戦し、朝鮮半島に、かりそめの平和が訪れたのである。

先だっての米朝首脳会談により、朝鮮人民民主主義共和国側が、朝鮮戦争の終結宣言を話柄にあげたことで、現状が「停戦」、「休戦」状態であり、朝鮮戦争が終っていたわけではない、と、云うことを、初めて知った、オメデタイ日本人も、いたに違いない。いや、韓国、朝鮮、中国の人々のことにはビンカンなる日本人のことゆえ、そのようなオメデタイ人など、皆無であろう。シツレイいたしました。

もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

朝鮮戦争が停戦していようが終結していようが、日本人がオメデタかろうがオメデタくなかろうが、一向に関係のない、いたって浮世離れした、いつもながらの献立である。

7.27-2-1昼(弁当):麦飯(ピリ辛らっきょう)、さば塩焼き(2切)、小松菜としめじと油揚げのからし和え


さば塩焼きは、例によって例のごとく、近所のスーパーで買ってきた惣菜である。脂がのって、骨がついたままで、まことによい味わいである。

どうやらスーパーが魚屋と提携して、建物内に専門の魚屋が入っているらしい。

何度も記しているように、自分で焼魚を料理ろうとは思わない。いや、思わないことはないのだが、グリルの後片付けが面倒なので、敬遠してしまうのである。

さて、今週末は、台風が日本列島を直撃しそうな形勢である。

関東方面から上陸して、西方に曲進する、めずらしい進路をとるらしい。

せっかくの夏休みの週末なのに……と、ガッカリしておられる方も多いことだろうが、ここは気持ちを切り替えて、台風の襲来に備えていただきたいものである。
そして来週も、無事にお目にかかりましょう(^_^)/


アメリカ合衆国連邦捜査局創設の日のひとりめし

7.26-1-1朝:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、ブルーベリー・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、生野菜サラダ

1908年の今日、アメリカ合衆国司法省内に、捜査局が設立された。後のアメリカ連邦捜査局(Federal Bureau of Investigation)、略称FBIである。

1908年と云えば、明治41年である。

日露戦後3年を過ぎており、米国ではゼネラル・モーターズ(GM)が創業し、フォードのモデルTが発売され、中国では清朝最後の皇帝、いわゆるラスト・エンペラーである愛新覚羅溥儀が皇帝位に即位した年である。

それを考えると、FBIもその誕生は意外に新しい。如何にも、地方分権意識の強い、アメリカ合衆国らしい話である。

司法省内の捜査局が、現在の連邦捜査局に改称されたのは、1935年のことである。

1935年と云えば、シカゴの大ギャング・スター、アル・カポネが、アルカトラズ刑務所に入所した3年後のことである。

したがって、「シカゴ・ギャングの頭目アル・カポネと、エリオット・ネス率いるFBIとの闘い」などと云うものは、実在しないのである。 

もっともそのことと、わたいの食卓を飾る献立とには、なんらの関連もない。

連邦捜査局とも、ギャングとも、まるで縁のない、いたって平穏平和な献立である。

7.26-2-2昼(弁当):麦飯(わさび昆布)、いわしの生姜煮、小松菜としめじと油揚げのからし和え

以前にも記したが、いわし1パック=200円(税抜)である。

1パックで2食分のお菜が賄えるから、これはかなり廉価である、と、云ってよかろう。

それに引き換え最近では、野菜の値段が高騰している。今回も、ほうれん草、サニーレタス、キャベツ、胡瓜、とまと、と、軒並み高騰していた。

さして変わらなかったのは、小松菜、ニラ、もやし、貝割、くらいのものである。

この野菜価格の高騰の原因が、中国地方を中心に、大災害をもたらした豪雨災害にあることは、マスコミ各紙各局で報道されているところである。罹災された方々には及びもないが、災害の影響はわたいの懐や食卓にも及んでいるのである。

もっとも、考えてみれば、毎年毎年、「今年の夏は暑うなるらしいで」、「今年の夏の暑さは異常やな」などと云わない年はないのだから、毎年毎年、気温や降雨の影響で、野菜の値が高騰するのも、当たり前なのかもしれない。


7.26-3-1晩:玉子麦飯、生野菜サラダ(サニーレタス、キャベツ、胡瓜、トマト、玉ねぎ、ニラ、もやし、貝割…すりおろしオニオンドレッシング)、小松菜としめじと油揚げのからし和え、いわし生姜煮(缶詰)、冷奴、オクラと長芋と玉ねぎの梅肉和え、納豆、味付海苔

昼の記事で、野菜の高騰についてボヤいたが、わたいの記事をご覧いただいているみなさまがたには、その気持ちも解っていただけるだろう。

いまになって、改めて考えてみると、なにしろ、献立の大半が、野菜なのである。最低7種類以上の野菜を摂取しようとしているのだから、ムリもない、と、云えば、ムリもない話ではあるのだが。

それにしても、廉いときは78円(税抜)で売っているほうれん草が、最近では158円(税抜)にまでなっており、しかも、量は少なくなっているのだから、まさに憂慮すべき状況である。

しかも、魚肉や獣肉と違って、高ければ食べなければいい、と云うわけにもいかない。まことに厄介なことである。

それならば、量を減らせばいいではないか、と、のたもう向きもあるだろうが……これがなかなか、難しいのである。

かき氷の日のひとりめし

7.25-1-3 朝:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、アロエ・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、生野菜サラダ

今日は“かき氷の日”だそうである。
Wikipediaによると、“かき氷のかつての名称「夏氷(なつごおり)」から、7月25日の「725」が「ナツゴ」と読めることと、この日が最高気温記念日であることから、かき氷にふさわしいとして日本かき氷協会が制定”したのだそうである。
ちなみに「この日が最高気温記念日である」と云うのは、「1933年7月25日に、山形県山形市で最高気温40.8度を記録したことに由来。長らくこれが日本の最高記温の記録となっていた」ためである(Wikipediaより)。
この記録が、「2007年8月16日に埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市で40.9度を観測し、74年ぶりに」更新されたのだが、それが先日、埼玉熊谷市で、41.1度を記録し、最高気温記録が更新されたのである。
ここまでくると、さすがに、「記念日」などとは云いがたくなってくる。
もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
かき氷とも、最高気温記録とも縁のない、季節感ゼロの献立である。

7.25-2-1昼(弁当):麦飯(しいたけ昆布)、いわしの生姜煮、小松菜としめじと油揚げのからし和え

やはり市販の缶詰よりも、不味くても、自分で料理った品のほうが美味く感じる。美味い、不味い、と、云うのではなく、舌に合うか、合わないか、の、問題であろう。
小松菜としめじと油揚げのからし和えは、例よって、カルシウムとビタミンAのことを慮ってのことである。ことに夏場は、ただでさえ摂取しにくいビタミンAが、より摂取しにくくなる、らしい。だから、昔は夏場に、鳥目になる人が多かったのだ、と、云う。ビタミンAは、とりわけ、目の健康には欠かせないのだそうだ。スマホだ、パソコンだ、と、目を酷使すること甚だしい現代人にとっては、特に意識して摂る必要のある栄養素であろう。
そう思って、かなり摂取しているつもりなのだが、それにしてもやはり目が疲れるのは、いったいなぜだろう……?

7.25-3-2晩:玉子麦飯、生野菜サラダ(サニーレタス、キャベツ、胡瓜、トマト、玉ねぎ、ニラ、もやし、貝割…和風ごまドレッシング)、ほうれん草としめじと油揚げのわさび和え、さんま生姜煮(缶詰)、冷奴、納豆、オクラと長芋と玉ねぎの梅肉和え、味付海苔

昼の弁当のいわしと、生姜煮が重なったのは、偶然である。
それにしても、さんまでも生姜煮ができるとは知らなかった。さんま、と、云えば、塩焼きくらいしか思いつかないのだが、先日は、缶詰とは云え、蒲焼も食べたことだし、意外に料理の幅はあるのかも知れない。
この時期は、なんと云っても、鰻だろう、と、思われる方も多いのではないだろうか。実際に、食べた、と、云う方も、いらっしゃるだろう。
わたいも鰻は大好物だし、幼い頃から若い頃まで、よく食べたものだが、ここ最近、数年は、ほとんど食べていない。
体力が落ちたのが、体質が変化したのか、最近は鰻を食べると、妙に肌がかゆくなるのである。年齢に比して、精が強すぎるのかも知れない。と、云うか、年齢のせいで、食物の精に対する抵抗力、吸収力が落ちているのかも知れない。
いずれにしても、あまり喜ばしいことでないことだけは、たしかである。

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