ろ~りぃの食卓

二十代の初め頃、「キャベツの千切りって、どうやるんだ?」と、訊いて呆れられ、みそ汁を料理るときに、具材よりも先に味噌を入れて蔑笑われた男でも、これぐらいの料理ならできる! と、云う、見本です。 料理が下手と云われて落ち込んであるあなた! 自分は料理なんてできないんだ、と、諦めてるあなた! このブログで自信をつけてください! わたいができることならば、だれでもできる! あなたにだって、きっとできる!

2019年11月

いい肉の日のひとりめし

2019.11.29-1-2朝:トースト(6枚切り×1枚)、半熟卵(2個)、チェダー・チーズ、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)

今日は〝いい肉の日〟である。

Wikipediaによると、〝宮崎県の「より良き宮崎牛作り対策協議会」が制定〟したのだそうである。なぜ今日か、と、云うと、それはもちろん、〝「い(1)い(1)に(2)く(9)」の語呂合せ〟だからである。

わたいも肉料理は大好物である。すき焼き、トンカツ、ポークカツレツ、サーロイン・ステーキにフィレ・ステーキ、鶏皮塩焼き、チキン南蛮、鶏の唐揚げ、コロッケ、ハンバーグ、等々。

幼少時は肉が嫌いで、肉が入っている、と、云うだけで、焼飯が食べられず、肉と同じ汁の中に入っている、と、云うだけで、肉じゃがの肉以外のものも食べられなかった。それをムリヤリ詰め込むようにして口に入れ(入れさせられ)、飲み下すようにして食べていたのだから、食事の時間は拷問以外の何物でもなかった。現在と違って、親はもとより、学校の先生も世間の風潮も、汁粉に浸した大福餅のように甘くはなかったのである。

そのわたいがいまや、傍で見ているだけで腹一杯になる、と、云われるほど食べるようになったのだから、我ながら分らないものである。

鶏の唐揚げと鶏肝の生姜煮を合わせて約1Kg食べたこともあるし、某ファミレスで400gのサーロイン・ステーキとサイド・メニューの鶏の唐揚げ、そのあとでかつとじ丼を平らげたこともある。テニスの直後だったとは云え、なるほど、すごい食欲である。とてもその偏食の激しさで親を手こずらせた男とは思えない。

もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

牛肉とも豚肉とも鶏肉とも魚肉とも、まったく一切どこから見ても縁のない、いつもながらの献立である。

2019.11.29-2-2昼(弁当):麦飯(ピリ辛らっきょう)、豚肉の生姜焼き、小松菜のからし和え、高野豆腐と和野菜の煮物

高野豆腐と和野菜の煮物は、献立としてはお気に入りなので、折を見て料理っていきたい、とは思っている。にしては、前回料理ってから今回まで、だいぶ間が空いている。我ながら気まぐれなものである。

そもそもまたこの献立を料理ろうと思ったのは、海藻類の摂取量が少ない、と、思ったからである。

昔は晩食卓に、必ずもずくをつけていたのだが、どうも酢が皮膚によろしくなさそうだ、と、思って、キッパリ辞めてしまった。後は味付海苔か、かぼちゃの煮物の昆布くらいである。即席みそ汁に入れる乾燥わかめは、栄養面からすればあまり期待はできない。そもそも海藻類を中心にした献立の知識がほとんどないのである。

海藻類は豊富なビタミン類やミネラルを含み、海水中で摂取できない稀少元素などをも含有している可能性がある。なお、稀少元素、と、云っても、身体に有害な金属類の謂いではないので、念のため。

ともあれ、〝海藻類は海のなかの緑黄色野菜〟、〝魚肉は海のなかの牛肉〟と、信じ切っているわたいであるから、なんとかもっと、海藻類を摂取したい、と、思って、今回久しぶりに、高野豆腐と和野菜の煮物を料理り、ひじきを入れてみたのである。ひじきと大豆の煮物も考えてみたのだが、それだけではどうも摂取量が少ないような気がする。なんとかもっと海藻類を摂取できる効率のよい手だてはないものか

太平洋記念日の日のひとりめし

2019.11.28-1-2朝:トースト(6枚切り×1枚)、半熟卵(2個)、チェダー・チーズ、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)、みかん

今日は〝太平洋記念日〟なのだそうである。

Wikipediaによると、〝1520年11月28日に、ポルトガルの航海者フェルディナンド・マゼランが、後にマゼラン海峡と命名される南米大陸南端の海峡を通過して太平洋に出たことに由来〟するのだそうで、〝マゼランは、その時「El Mare Pacificum(平穏な海)」と表現している〟のだそうだ。なお〝彼の船は初めて世界を一周して帰国し、地球が丸いことを証明した〟と、小学生の頃、なにかの本で読んだ知識も披露してくれている。

それから421年後、太平洋は残念ながら、〝El Mare Pacificum(平穏な海)〟とはいかなくなった。もちろんそれ以前からキナ臭い火種はくすぶっていたのだが、それが究極に爆発したのが、1941年(昭和16年)12月8日である。

中国大陸──なんなら、アジア大陸、とでも呼ぼうか──においてはそれ以前から、紛争、事変、戦闘、等々、呼称はどうあれ、事実上の戦争状態が続いていた。

願わくばこのようなものはすべて20世紀に置き捨てて、21世紀は太平洋のみならず、あらゆる海洋、あらゆる大陸、あらゆる半島、あらゆる島嶼……地球上のあらゆる場所が、〝平穏な〟場所となってもらいたいものである。

もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

太平洋とも大西洋とも、戦闘とも戦争とも、一切まったく金輪際無関係の、いたって穏和で平和で人道に満ちた、いつもながらの献立である。

2019.11.28-2-2昼(弁当):麦飯(みそかつおにんにく)、豚肉の生姜焼き、小松菜のわさび和え、高野豆腐と和野菜の煮物

豚肉の生姜焼きは、それ用のものも売ってあるが、わたいはたいがい小間切れか切り落としを使う。理由は簡単で、その方が廉価だからである。味の違いなど、わたいに判かろうはずがない。第一、生姜醤油の漬けダレで味つけするのである。素材の味もへったくれもあるわけがない。

生姜醤油の漬けダレは、生姜(チューヴ)、にんにく(チューヴ)、酒、薄口醤油でつくる。これに豚肉と玉葱を漬け込むのである。あまり長く漬け込む必要はない、長く漬け込むと肉が固くなる、と、のたもう向きもあるようだが、わたいは短くとも、1日以上は漬け込む。火加減に注意すれば、さほど固くならない。

フライパンには油を引かず、最初強火でざっと炙るように焼き、それから中火で火を透し、弱火で煮る(漬けダレを煮汁に見立てて)心持ちで焼くのである。こうするとさほど肉は固くならない……ハズである。

高野豆腐と和野菜の煮物が、けっこう腹持ちが良くて意外である。高野豆腐以外の食材をサラダ油で炒め、しかるのち、酒、切干大根のもどし汁、味醂、薄口醤油で味つけしたのだが、最初にサラダ油で炒めたのが、腹持ちのいい原因かもしれない。以前、この過程を省略して料理ったときは、こんなには腹持ちよくなかったように思う。気のせいかも知れないが。

2019.11.28-3-2晩:玉子麦飯、即席みそ汁(豆腐、乾燥わかめ、とろろ昆布)、豚肉の生姜焼き、小松菜のからし和え、かぼちゃの煮物、木綿奴、納豆、味付海苔

ふつうは冷奴と云えば、絹こし豆腐であろう。わたいもこのあいだまでは、絹こし豆腐を食していた。木綿豆腐に浮気したのは、木綿豆腐のほうが栄養分が多そうだからである。

木綿豆腐は水分が少なく、栄養分が凝縮されており、たんぱく質、カルシウム、鉄分がとりわけ多い(絹こし豆腐に較べて)。

絹こし豆腐は水分が多く、ビタミンB群やカリウム、ナトリウムを多く含んでいる。

これらの情報からして、絹こし豆腐よりも、木綿豆腐を選択したのである。

絹こし豆腐に多く含まれている栄養分は、他の野菜類でも補充できている自信があるが、木綿豆腐に多く含まれている栄養分の摂取については、いささか心細いものがある。

そんなわけで、絹こし豆腐から木綿豆腐に乗り換えたのである。

進歩主義の信奉者には悪いが、即席みそ汁については、栄養面から見た本来の効果は認めていない。そのことについては、冷凍食品やその他の惣菜についても同じである。

これは証拠証明の問題ではなく、信念の問題である。いかに証明されても地球が動いているはずがない、と、信じ込んでいる者はいるだろうし、日本は高天原に天降り給いし邇邇藝命の御子孫たる万世一系の天皇陛下が治めさるる神の国である、と、思い込んでいる者もいる。いくら証拠や証明を提示しても、固く思い込んでいる人間の思い込みを駆逐することはできない。そう云う輩は、提示された証拠や証明自体を、証拠とも証明ともみなさないのである。

馬を水辺に連れていくことはできても、馬がその気にならない限り、水を飲ませることはできない。

わたいの冷凍食品やインスタント食品、大手チェーンの惣菜店や弁当屋で提供されている商品などに対する思いも同様である。冷凍食品やインスタント商品の品質の向上や、含有栄養分の豊富さ、健康面から見た安全性などを強調する、専門家、と、称する人々は、どこかでかならず、食品会社や食品加工会社とつながっている、と、根も葉もない偏見を抱いているのである。


ノーベル賞制定記念日の日のひとりめし

2019.11.27-1-2朝:トースト(6枚切り×1枚)、半熟卵(2個)、チェダー・チーズ、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、みかん

今日は〝ノーベル賞制定記念日〟なのだそうである。

Wikipediaによると、〝1895年11月27日にスウェーデンの化学者アルフレッド・ノーベルが、自分がダイナマイトで得た財産を人類の平和に寄付するという遺言状を書いたことに由来〟するものなのだそうである。

ノーベル賞が世界で最も有名な、そして権威ある賞であることは、衆目の一致するところだが、近年特に文学賞や平和賞の授賞を巡って、異論百出、その選考に疑義を呈する向きが少なくない。

それは、自然科学分野と違って、その業績の確定に特有の困難がある人文科学分野のやむを得なさである。

にしても、この二賞の受賞者が、露骨に反体制傾向を示す、もっと判然と云えば、西欧米の価値観に基づいて選考されているであろうことも、顰蹙さるべき傾向ではある。

これを前向きに捉えれば、従来の西欧米中心の価値観が崩壊の兆しを見せ、〝価値観の世界規模での多様化〟が現象し始めた象徴、と、見做すこともできよう。

その意味では、ノーベル賞受賞者がだれかによって、世界の趨勢が先遣される、とも、云えないことはない。

もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

ノーベル賞とも、世界規模での価値観の多様化とも、まったく一切どの点からしても無関係の、いたって凡俗な、いつもながらの献立である。

2019.11.27-2-2昼(弁当):麦飯(ピリ辛高菜昆布)、鶏ささみの味噌漬焼き、小松菜のからし和え、高野豆腐と和野菜の煮物

高野豆腐と和野菜の煮物は、既成のレシピを基に、あれもこれもと材料を入れ込んだものである。もともとは切干大根と薄揚げの煮浸しを料理るつもりだった。それがどうせなら、と、他の食材も入れ込んだ結果が、これなのである。まあ醤油を入れ過ぎて濃い目の味になってしまったのだ難点だが、他にこれと云って不都合なこともなし、これはこれでよかろう。

ただ、料理名は、そんな事情で、正式なものではない。わたいの命名である。後日おなじものを料理っても、そのときには別の名を冠するかもしれない。いい加減なものである。わたいたちの仲間内では、これを〝気まぐれ〟と称する。

鶏ささみの味噌漬焼きは、先週分の残りである。味噌床に漬けているので、今日明日くらいまでは保つだろう、と、鶏肝の生姜煮から先に消費したのである。

とは云っても、味噌床には砂糖も入れてあるから、そうそう長持ちするとも思えない。今日でなくなったのは、ある意味ちょうどよかったかも知れない。

今回は酒の量が若干多かったかも知れない。微妙に粕漬けっぽい味が混じっている。なんにしても焼いた味噌の香ばしさが食欲をそそる。冷めてもその効果は──少なくともわたいには──持続する。お気に入りの一品である。

2019.11.27-3-2晩:玉子麦飯、即席みそ汁(長ねぎ、乾燥わかめ、とろろ昆布)、豚肉の生姜焼き、小松菜のわさび和え、かぼちゃの煮物、木綿奴、納豆、味付海苔

困ったときは〔豚肉の〕生姜焼き、と、云うのが、自炊し始めた頃からの格言(?)である。もっともその頃は豚肉の生姜焼きくらいしか料理れなかったから、自炊しようと思えば、いつも困っていたことになる。要は、なにか料理ってみよう、と云う意欲が湧かなくて、外食も弁当を買って来るのも邪魔くさいときには、これになる、と、云うのが、豚肉の生姜焼きなのである。

なんだかずいぶん失礼な云いようだが、早くに料理法をおぼえた、と、云うことは、それだけ好物だった、と、云うことである。

また、豚肉の生姜焼きは、豚肉に豊富に含まれているビタミンB1の消化吸収効率を、玉葱のアリシンが促進して、疲労回復滋養強壮に大なる効果をもたらす。また、生姜は血行を促進し、身体を温める効果がある。風邪のとき、特に風邪の引きはじめ頃に生姜湯を喫するとよい、と、云うのは、このためである。


いい風呂の日のひとりめし

2019.11.26-1-2朝:トースト(6枚切り×1枚)、半熟卵(2個)、チェダー・チーズ、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、みかん

今日は〝いい風呂の日〟だそうである。

Wikipediaによると、〝日本浴用剤工業会が制定〟したもので、〝「い(1)い(1)ふ(2)ろ(6)」の語呂合せ〟と云うのは、なるほど、と、うなずける。

これからの季節は、寝床とともに、風呂が恋しい季節である。

一仕事終えてゆったりと湯につかったり、サウナで汗を流してスッキリしたりと、風呂にはリラックス効果、気持ちを切り替える効果、そしてもちろん、体内の老廃物を排出する、健康上の効果もある。

日本が火山国で、温泉の豊かな国であることは世界中に知られており、各地の温泉地では、「インバウンド」だの、「外国人観光客誘致」だのと、躍起になっているようである。もっとも昨今ではその弊害も現れており、その過熱ぶりもやや収まってきているようではあるが。

温泉に限らず、水資源の豊富な我が国では、たっぷりと水を使った贅沢な風呂の使い方が外国人に驚嘆され、かつ羨ましがられているようである。

わざわざ人混み烈しい温泉地になど行かなくても、近所のスーパー銭湯や昔ながらの下町の銭湯などで十分楽しめる。

わたいも幼少時から風呂好きで、最低でも1時間は入っていたものだが、アトピー性皮膚炎を発症して以来、長湯発汗がいけない、ましてさまざまな成分が混じっている温泉などはもっての外、と、厳禁されて、いまではシャワーのみである。当初はその味気無さに情けなく思ったものだが、いまではそれにも慣れてしまった。なんなと慣れるものである。

もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

風呂とも温泉とも入浴効果とも、まったく一切どんな関係もない、いたって風情のない、いつもながらの献立である。

2019.11.26-2-1昼(弁当):麦飯(角切山椒昆布)、鶏肝の生姜煮、小松菜のわさび和え、高野豆腐と和野菜の煮物

高野豆腐と和野菜の煮物、とは記したが、和野菜だかどうか、判然としない。少なくとも、人参は洋人参である。春に高野豆腐と山菜mixの煮物を料理ったことを思い出して、料理ってみたのである。

野菜はもちろん、海藻類やきのこ類を手軽に多量に摂取できないか考えた結果、料理ることにしたのである。

材料は、高野豆腐、切干大根、ひじき、洋人参、椎茸、ちくわ、薄揚げ、で、ある。結局、所期の目的はあまり達成できなかった。それでも健康上効果大なる食材ばかりであることは、認めてくれるだろう。ただしちくわは味付け、ご愛嬌である。ちくわは嫌いではないし、水産加工物なので、栄養もそれなりにあるのだろうが、どうもわたいには西洋風人口加工製食物は、あまり健康によろしくない、と、云う、固定観念があるのである。

もちろん、豆腐や薄揚げ、高野豆腐なども人口加工製食品にはちがいなかろうが、これらはみな、和の伝統に基づく人口加工製食品である。このような食品は別である。豆腐や納豆などはその優秀さが広く知られている。高野豆腐もそのひとつである。

そんなわけで、どうも冷凍食品や缶詰などは、いまひとつ進んで利用する気になれない。それでも魚の缶詰は、よく使うようになった。そのうち冷凍食品も便利に利用するようになるだろう。

2019.11.26-3-2晩:玉子麦飯、即席みそ汁(油揚げ、乾燥わかめ、とろろ昆布)、鶏ささみの味噌漬焼き、小松菜のからし和え、かぼちゃの煮物、木綿奴、納豆、味付海苔

鶏ささみの味噌漬焼きは、先週に漬け込んだものである。味噌床は薩摩みそと砂糖を味醂と酒で溶いたものである。漬け焼きものなので日持ちするだろうと思い、鶏肝の生姜煮を先に消費することにしたのである。

肝は調理後早目に食べたほうが良い。たとえ火を透してあるにしても、で、ある。

しかしいつも思うのだが、鶏ささみと鶏むね肉は、どうちがうのだろう。もちろん部位がちがうことくらいは知っているのだが、食感や味などには大した差がないんじゃなかろうか、とも思う。一度鶏むね肉でこの味噌漬け焼きを料理ってみよう。

昼の弁当のお菜にした高野豆腐と和野菜の煮物が、思ったより野菜中心ではなかった。切干大根と洋人参だけだったので、結局野菜の摂取種類は4種類にとどまる。海藻類(ひじき)ときのこ類(椎茸)、それに良質のたんぱく質(高野豆腐、薄揚げがふえた。それはそれで、よろこばしいことではある。

野菜が少ないとは云っても、ほとんどが緑黄色野菜である。それで良しとしよう。

鶏肝も鶏ささみも、高タンパク低カロリーのすぐれものである。その他の栄養素にも優れており、大いに調法な食材であるはずなのだが、あまり用いたことがない。これから大いに学ぶべきであろう。


ハイビジョンの日のひとりめし

2019.11.25-1-1朝:トースト(6枚切り×1枚)、半熟卵(2個)、チェダー・チーズ、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、みかん

今日は〝ハイビジョンの日〟なのだそうである。

Wikipediaによると、〝ハイビジョンの走査線の数が1125本であることにちなみ、1987年に郵政省(現総務省)とNHKが制定〟したのだそうである。

ちなみに〝この日とは別に、9月16日が通商産業省(現経済産業省)の制定した「ハイビジョンの日」となっている〟そうである。

縦割行政の弊害である。〝ハイビジョンの日〟くらい、と、思われるだろうが、どうせ政治家や官僚どものやりそうなことである。〝ハイビジョンの日記念式典〟とか銘打って、国民や在留外国人の税金で派手な記念式典を催し、関係者(政治家、総務省や経産省の官僚、NHKのお偉方、その家族や芸能人、後援会の人たち)を招いて、大いに飲み食いさせ、支持を強めようと云うのだろう。

ついでに開催費用を誤魔化して、自分の政治資金にするか、私金に流用するかしてもおかしくはない。遊冶郎でなくても、充分考えられることである。

ほんでもって、国民のほとんどが、「なにが悪いの?」と、本気で、思っているのだから、なるほど、醜悪な政治家は愚劣な有権者によって選ばれる、と、云うのは、真実であるようである。まったく、民主政治家にとって、自分は利口だと思っている愚鈍な有権者ほど、ありがたいものはなかろう。ちょうど詐欺師にとって、自分は詐欺に遭わないと信じている人間ほどカモにしやすいように

もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

政治家とも官僚とも某放送協会のお偉方とも幇間芸能人とも政治家の後援会とも愚鈍愚劣な国民とも、一切まったく金輪際、かかわりのない、いたって清廉潔白明鏡止水清潔浄福光風霽月な、いつもながらの献立である。

2019.11.25-2-2昼(弁当):麦飯(ピリ辛きゃら蕗)、鶏肝の生姜煮、小松菜のわさび和え、各種野菜の酢漬け


正味文字通り、鶏肝の生姜煮、で、ある。ニラも長ねぎも入っていない。正確に云えば、買うのを忘れたのである。迷うどころか、念頭にもなかった。まあ、主要なのは鶏肝なので、別段の弊害もなかろう。これが鶏肝の生姜煮を料理るつもりで、ニラや長ねぎを買ってきて、肝心の鶏肝を買うのを忘れた、と、なると、いささか(?)問題であるが……。

しかし最近思うのだが、遠くない将来、そんな事態が発生しそうで怖い。このBlogを続けている限りは大丈夫だろうが、やはり一抹の不安は残る。

俗に云う「認知症」を予防するには、やはり脳が健康でなければならない。脳も肉体の一機関である以上、肉体の健康によろしいものは、脳の健康にもよろしいはずである。すなわち、バランスのとれた栄養摂取と適度な運動である。

近年、脳トレだの数トレだのと云われているようであるが、脳の運動として最適なのは、なによりも読書と行為である、と、云うのが、わたいたちの仲間内での共通理解である。

「運動」ではない。運動は、誤解を恐れずに云えば、脳を働かせる余地がない。ジョギングならひたすら走るだけ、筋トレならひたすら筋肉に負荷をかけるだけ、で、ある。

「行為」は脳を働かせなければならない。掃除、洗濯、料理、等々のいわゆる家事は、脳も身体も動かす。認知症予防には最適である。

と、云うのが、わたいたちの仲間内での一致した見解である。

したがって、ジョギングよりも拭き掃除を、ベンチ・プレスよりもゴミ出し、買出し(もちろん、歩いて)を、そして育児を。それが認知症予防にはなによりも効果がある……ハズである。

2019.11.25-3-2晩:玉子麦飯、即席みそ汁(わかめ、とろろ昆布)、鶏肝の生姜煮、小松菜のからし和え、かぼちゃの煮物、木綿奴、納豆、味付海苔

小松菜のからし和えは、先週分の残りである。味がよく滲みていて結構である……と、負け惜しんでおこう。

味が滲み込んでいることに違いはないのだが、さすがにこの頃になると歯応えがなくなって、フニャフニャである。そろそろ惣菜→漬物へと移行しつつあるようだ。

かぼちゃの煮物は定番である。これも先週分の残りである。どうもこの頃、先週分の残りを月曜、場合によっては火曜までかかって消費する傾向になりつつある。これならいっそのこと、2週間分料理っておいてもいい、と、云うことにならないだろうか。現に先週だったか、先々週だったか、その前の週の残り物で1週間を賄った記憶がある。
信じてもらえないことは重々承知しているが、最近どうも食欲がない。なにも食べたいもの、料理りたいものが思い浮かばないのである。
そんなときは豚肉の生姜焼き、と、云うのが、わたいの定番なのだが、このところ、鶏肝の生姜煮がそれに加わってきている。めずらしい取り合わせだろう。まあ、先週は魚が中心だったのだから、今週は豚鶏肉が中心になっても、それはそれでよろしかろう。


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