2020.03.13-1-2朝:トースト(6枚切り×1枚)、半熟卵(2個)、チェダー・チーズ、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ

今日は〝青函トンネル開業記念日〟なのだそうである。

「今日は何の日~毎日が記念日~」と云うWebsiteによると───、

 

1988(昭和63)年のこの日、青函トンネルを通るJR津軽海峡線が開業した。

同時に青函連絡船が80年の歴史の幕を閉じた。

青函トンネルは、全長53.85km、全長の43%が海底である。長らく世界最長のトンネルであったが、2010年10月にアルプス山脈を通る57kmのゴッタルドベーストンネルが貫通した。

 

とのことである。

つまりこの頃から『津軽海峡冬景色』の情景が実感しにくくなった、と、云うわけである。

なにも青函トンネルを利用する人が旅客ばかりと云うわけでなく、そりゃあ通勤客もいるだろうが、それにしてもわたいとしてはその立場上、どうしても旅客としての思惟で考えてしまう。

つまり、わたいにとって旅と云うものは、日常からの乖離、あるいは日常からの積極逃避なのである。そこには日常ではありえないような心性が生じる。利便性よりも不便性を、速さよりも遅さを、順調よりも(身命財産を脅かさない程度の)逆境を、愉しむようになる。

と、なると、飛行機よりも電車、特急よりも各停、そして連絡船、を、選択するのである。

旅情と云う言葉があるくらいである。〝情〟を味わうには、心の余裕がなければならない。心の余裕はゆったりと流れる時を意識してはじめて生じる。

折角旅のさなかにあるのに、常日頃と変わらぬ生活ペースであくせくと動き回るほどもったいないことはない。

2020.03.13-2-2昼(弁当):麦飯(ピリ辛らっきょう)、玉子焼き(2個)、菜の花の辛し和え、ウインナー(6個)

ウインナーを日本語訳すると、〝腸詰め〟となる。一気に食欲の失せそうな訳語である。

しかし実際、ウインナーとは、〝鳥獣類の挽肉などを塩や香辛料で調味しケーシング等に充填した食品〟のことを云うのだから、日本語の訳語はそのものズバリであって、なにも間違いではないし、当て字でもない。

そもそも〝ウインナー〟とは、オーストリアの首都ウィーン(Vienna)に由来し、〝ウィーン風の〟と云う意味なのである。

ウィーンで製造されたソーセージ、ウィーン風ソーセージのことを、一般に、ウインナーと云ったのである。

ちなみにJAS規格によると、〝太さ20mm未満で羊腸を使用したもの〟を云い、〝太さ20mm以上36mm未満で豚腸を使用したもの〟を〝フランクフルト〟と、云う。

〝フランクフルト〟とは、云うまでもなく、ドイツの都市フランクフルトのことで、ここで製造されたものを〝フランクフルト〟と、云った。もちろん、〝ラインハルト〟とは、なんの関連もない。念のため。

菜の花の辛し和えは、ほうれん草と白菜の胡麻和えがなくなったためである。菜の花の辛し和えはわたいのお気に入りのひとつなのだが、ほうれん草に比してお値段がお廉くない…ような気がする。と、云っても、ほうれん草100円に対して、菜の花170~180円なのだから、そう神経質になるほどでもないのではあるが、しかし財政を預かっている者としては、やはり気になってしまう。

昨日は大丈夫だったのだが、今朝卵をふたついっぺんに容器に入れて料理ろうとしたら、最後の型押しのときに卵液が若干こぼれだしてしまった。卵が大きかったのだろうか? やっぱり手間でも、ひとつひとつ料理るに如くはないようである。