2020.06.12-1-1朝:トースト(6枚切り×1枚)、半熟卵(2個)、チェダー・チーズ、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ

1560年の今日、当時の暦では永禄3年5月19日、日本史上最も有名な戦いのひとつ、桶狭間の戦いが行われた。

この戦いで、駿河・遠江・三河の三国を領し、「海道一の弓取り」と称された今川治部大輔義元が、いまだ尾張統一ならぬ内憂を抱えた織田信長に討ち取られたものである。

従来は上洛を目指して尾張に侵攻した義元勢を、信長が奇襲してこれを討ち破った、との説が定着していたが、現在では───すっかり、とは、云わないまでも───否定されている。

歴史研究で陥りがちな点のひとつに、ある時点から過去を振り返って、その時点の観念や一般見解を当てはめようとするものである。

後日信長が足利義昭を擁して上洛し、権勢を誇ったがために、他のいわゆる戦国大名たちも、みな均しく上洛を目指していたように類推するものである。

Macに云わせると、この手の研究姿勢が、日本史には意外に多い───あるいは多かった───そうである。

いまでは信長による奇襲説も否定されているし、義元愚将説など持ち出そうものなら、鼻先で嗤われる。

ことほどさように、歴史研究は多大な進歩を遂げている。

にもかかわらず、〝歴史は暗記もの〟と思い込んでいる連中がいまだに大勢を占めているのだから、なるほど、日本の国も衰退するはずである。

 

2020.06.12-2-2昼(弁当):麦飯(みそかつおにんにく)、豚肉の生姜焼き、小松菜のわさび和え、きのこ類の佃煮

 

きのこ類の佃煮は───、

① 冬の間に料理っておいた乾燥椎茸を水で戻す。

② 戻し汁ごと鍋(わたいの場合は、毎度おなじみ、ビタクラフトのフライパン)に入れて、ざっと煮立たせる。

③ エリンギを適当な大きさに切り、舞茸としめじを手でほぐし、②に入れる。

④ 酒を入れて強火にし、酒精分を飛ばす。

⑤ 味醂、薄口醤油を入れる。

⑥ 最弱火にして煮つめる。ときどきかき混ぜて、味を滲ませる。

 *ちなみにわたいは、約2時間煮詰めた。

⑦ 火を止めて余熱で半~1時間、味を滲み込ませる。その直前に、えのきを入れる。

 *ちなみにわたいは、約1時間、滲み込ませた。

えのきは火を止める直前に入れる。

早く入れると、どろどろになって、なめたけ状になってしまうのである。それはそれでいいのだろうが、弁当のお菜にするときにはつかみにくくっていけない。

そんなわけで、火を止める直前に入れることにした。そうすれば、そんなに粘々しない。

きのこ類も栄養豊富で、とりわけビタミンDが多く含まれていることは特筆に値する。

ビタミンDはカルシウムの定着を促す、重要な栄養源───より正確に云えば、補助栄養源───である。

その人がいなければ、画面に締まりがなくなる名わき役のようなものである。ビタミンDがなければ、せっかく吸収したカルシウムが無駄に排出されてしまう。カルシウムの摂取が大切ならば、ビタミンDの摂取は欠かせない。