2020.10.22-1-1朝:トースト(6枚切り×1枚)、半熟卵(2個)、チェダー・チーズ、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ

今日は〝平安遷都の日〟なのだそうである。
Wikipediaによると、〝延暦13年10月22日(ユリウス暦794年11月18日)、桓武天皇が長岡京から山背国葛城郡宇太村の新京(同年11月8日に平安京と命名)に移ったことに由来〟するのだそうである。
つづいて、〝これを記念して、京都市
では毎年10月22日に時代祭が行われる〟とあるが、コロナ禍収まる気配の見えぬ昨今、ことしはいったい、どうなるのであろうか。
1192年と云われていた鎌倉幕府の成立年が、1185年となってから久しい。そのうち、京の成立要件にも変化が起って、平安京の成立年も794年ではなくなるかもしれない。
例えば、現在では、〝桓武天皇が長岡京から山背国葛城郡宇太村の新京(同年11月8日に平安京と命名)に移ったことに由来〟とあるが、これが新京で初めて政が行われた年をもって、平安京の成立年となるかもしれない。もっともその年が、794年であれば、大差はないわけであるが……。
何にしても、なにをもって、その成立要件とするか、は、時代によって、学説によって、変化する。永劫不変と思われる歴史の捉え方も、やはりその時々の事情を反映して変化する。
英国の歴史家、E・H・カー氏は、「歴史とは、現在と過去の対話である」と述べられた。蓋し、名言である。
ちなみに、「轢死とは、列車に轢かれて死亡することである」と云う言葉は、名言になっていない。

2020.10.22-2-2昼(弁当):麦飯(しょうゆ豆)、揚げない鶏の唐揚げ、小松菜のわさび和え、かぼちゃの煮物

揚げない鶏の唐揚げの出来具合にムラがあるのは、やはり揚げたときの温度が関係しているのであろう。火加減とはむずかしいものである。
〝揚げない〟と、銘うっているにもかかわらず、結構油を使った。小麦粉やパン粉は、油を吸収して固まるものと見える。それだけ多くの油を体内に消化吸収していることになるわけだが、これは健康上、よろしくない。しかし、油の使いまわしはしていないし、使用しているのはオリーヴ・オイルなので、いくぶんなりとも、健康にはよろしいはずである。
使用している鶏肉は、もも肉ではなく、むね肉である。むね肉のほうが、疲労回復効果があり、いわゆる低カロリー高たんぱくで、健康上はもも肉よりも好ましい。それに調理しやすい。切りやすいのである。前回はよく火がとおるように、と、そぎ切りにし、薄っぺらくなってしまった。今回は意識して、塊上に切ってみた。それでも十分、火はとおっているようである。
もう何回か料理ってみれば、コツも分かるであろう。なにごとも、継続は力、である。
かぼちゃの煮物が、イマイチ、で、ある。どうも例年のような甘味、と、云うか、ホクホクさが感じられない。やはりこれも、コロナの影響だろうか? 今年は全般に野菜の出来が悪く、価格も高騰ぎみであるらしい。困ったものである。少々の味の下落は耐えられるが、価格の高騰は如何ともしがたい。

2020.10.22-3-1晩:玉子麦飯(しょうゆ豆)、即席みそ汁(長ねぎ、乾燥わかめ、とろろ昆布)、真さばの酢漬け(1片)、小松菜のわさび和え、かぼちゃの煮物、絹奴、納豆、味付海苔

真さばの酢漬けも、お気に入りの一品である。今回は揚げない鶏の唐揚げを料理りすぎてしまったため、まるまる1片を食すことになった。ぜ~たくなことである。
酢漬けにしているため、日保ちはするし、骨まで食べられる。かてて加えて、酢それ自体が、健康によろしい。エネルギィをすばやく変換して、吸収してくれる。また、血液をサラサラにする効果もある。わたいは皮膚の都合上、そう頻繁に摂取するわけにはいかないが、人によっては、一日一杯、酢を水やジュースで割って飲むそうである。これもいわゆるひとつの健康法であろう。
酢も古来日本人に馴染んできた調味料である。大いに重宝してしかるべき調味料である。特に夏場の酢のものは、減退しがちな食欲を増進させてくれる効果がある。殺菌作用があり、腐敗防止、食中毒防止にも効果があることは云うまでもない。
それにしても今年は、野菜のみならず、魚類も不漁の度が激しく、サンマなど例年にない大不漁で、価格も高騰しているそうである。
たしかに、先日、いつもの駅前商店街のお店をのぞいてみると、250円/匹(税抜)だった。二、三年前には、廉いときなど、300円=5匹(税抜)だったことを思えば、目の玉が飛び出るような高騰である。これが巷間云われているような温暖化の影響だとすると、今年にとどまらず、これからも続いていくものと思わなければならない。まったく、カンベンして欲しいものである。