ろ~りぃの食卓

二十代の初め頃、「キャベツの千切りって、どうやるんだ?」と、訊いて呆れられ、みそ汁を料理るときに、具材よりも先に味噌を入れて蔑笑われた男でも、これぐらいの料理ならできる! と、云う、見本です。 料理が下手と云われて落ち込んであるあなた! 自分は料理なんてできないんだ、と、諦めてるあなた! このブログで自信をつけてください! わたいができることならば、だれでもできる! あなたにだって、きっとできる!

2018年(平成30年)6月

聖ペテロと聖パウロの祝日の日のひとりめし

6.29-1-1朝:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、生野菜サラダ

今日は“聖ペテロと聖パウロの祝日”だそうである。
Wikipediaによると、「聖ペテロのと聖パウロの聖名祝日」であり、「ともに殉教日は特定されていないが、6月29日(正教会では7月12日)が祝日とされている」と、ある。
「聖名祝日」とは、「キリスト教における聖人の記憶日」のことであり、「各々の聖人にその聖人を守護聖人とする祝日が割り当てられている」らしく、「その日は殉教者の場合は命日であることが多いが、統一はされておらず、中には由来が不明な日もある」そうである。
今日の「聖ペテロと聖パウロの祝日」も、「由来が不明な日」のひとつであろう。
殉教者の命日として有名なのは、聖バレンタイン・デーであろう。
ちなみに12月25日は、イエス・キリストの誕生日であって、命日である。
それぞれ、チョコレートの日、ケーキの日、ではない。念のため。
キリスト教と仏教の違いは多々あるが、なかでも最もその違いがはなはだしいひとつは、キリスト教では、たとえどんな立派な信者でも、殉教者でも、決して神にはなれないが、仏教では――少なくとも、日本の仏教では――、人は仏道に研鑽すれば、仏となれる。
この点が大きな違いである。この点では、わたいは仏教のほうが優れている、と、思う。
もっともそのことと、わたいの食卓を飾る献立とには、なんらの関連もない。
キリスト教とも、仏教とも縁のない、いたって無宗教な献立である。

6.29-2-3昼(弁当):麦飯(ピリ辛らっきょう)、タラの味噌漬け、小松菜としめじと蒟蒻の煮浸し

タラの味噌漬けは初めて料理ったものである。味噌漬けは、粕漬けと同じく、白身系の魚なら、たいがい合いそうである。ほんとはさわらで料理りたかったのだが、さわらが売ってなく、タラで料理ってみたのである。
ジップ・ロックの袋に入れて冷凍保存して置いたものを、昨朝に冷蔵庫に移し、帰ってからフライパンで焼いて、今日の弁当に持って行ったのである。
初めて料理ったにしては、上々の出来だった。ただ残念なのは、念入りに焼きすぎたせいか、身がボロボロになってしまった。白身の魚は、中~弱火でじっくり焼くのがよいようである。
さて、来週の献立であるが、今週魚料理で散財してしまったので、来週は財布の紐を締めていこう、と、思っている。
と、云っても、変るのは弁当の主菜と酢のもの類だけなので、高は知れている。
さてさてどんな献立となることやら。
蒸し暑さと急な豪雨に辟易する毎日であるが、せめて週末だけは、心ウキウキとなる好天気となりますように!
それではみなさん、来週も、よろしくお願いいたします(^^)/

貿易記念日の日のひとりめし

6.28-1-2朝:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、生野菜サラダ

今日は“貿易記念日”であるらしい。

Wikipediaによると「安政6年5月28日(新暦1859年6月28日)、江戸(徳川)幕府がアメリカ・イギリス・フランス・ロシア・オランダの五か国との間に結んだ友好通商条約に基づき、横浜・長崎・箱館(函館)の各航で自由貿易の開始を布告したことにちなみ、1963年の閣議決定で制定」したものらしい。

1963年と云えば、昭和38年、第2次池田勇人内閣の時である。

如何にも経済の迅速大幅な成長政策に取り組んだ池田内閣らしい。

自由貿易、と、云えば、聞こえはよろしいが、わたいに云わせれば、欧米列国にとっての“自由”貿易であって、彼らの膝下にあった、主にアジア・アフリカや中南米諸国にとっては、“不自由”貿易そのものであったことは、今更喋々するまでもないだろう。

自分らに都合のいいときだけ、“自由”貿易、貿易の“自由”を高唱し、自分らに都合が悪くなると、なんのかんのと理由をつけて、保護貿易に転じるのが、今も昔も変わらぬ、欧米列国の態度である。

もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

自由貿易とも、保護貿易とも関連のない、いたって孤立した献立である。

6.28-2-3昼(弁当):麦飯(みそかつおにんにく)、鮭の粕漬け(2切)、ほうれん草としめじのお浸し

鮭の粕漬けも久しぶりである。以前某国の放送協会が放送している番組で、酒粕が取り上げられていた。

酒粕は、たんぱく質や炭水化物、脂質のほか、ビタミンB1やB2、ナイアシン、葉酸、パントテン酸など、多種多様な栄養素を含んでおり、美容や健康のために、大変重宝な食材である。

糖尿病、ガン、高血圧、肥満、血栓などの予防に効果を発揮し、美肌効果も期待できる、と、云うのだから、「粕(カス)」と云う呼び名は相応しくない、と、思われるほどである。

粕漬けは、鮭だけでなく、鯛、サワラ、さば、ブリなど、たいていの魚で料理ることができる。また、魚だけでなく、肉や野菜も漬けられる。大根、人参、胡瓜、キャベツなど、ほぼオール・マイティである。
健康に良く、使い出があり、しかも保存が効く。まさに、酒粕さまさまである。

6.28-3-2晩:玉子麦飯、生野菜サラダ(サニーレタス、キャベツ、胡瓜、トマト、ニラ、もやし、貝割…中華ドレッシング)、小松菜としめじと蒟蒻の煮浸し、冷奴、なます、納豆、味付海苔


蒸し暑い梅雨時や夏場には酢のものがよく合うことはたびたび記してきたところだが、酢のもののようなサッパリした食べ物だけでなく、ピリ辛系のものもまた、意外に合うものである。

なるほど、考えてみれば、カレーなどはインドの料理なのだし、スパイシーな香辛料なども、熱帯地方で多く使われているように思われる。

ただわたいには、香辛料──とりわけ、唐辛子系の香辛料は、あまりよろしくない。肌がかゆくなるのである。と、云って、唐辛子系の香辛料が嫌いなわけではない。さいわいなことには、なにがなんでもピリ辛系でなくてはならない、などと云う、いわゆる激辛好きではない。ごくたまに、キムチが食べたくなったり、食べる明太唐辛子をご飯のトッピングにしたりするだけである。

演説の日のひとりめし

6.27-1-2朝:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、生野菜サラダ

今日は“演説の日”だそうである。

Wikipediaによると、「1874年のこの日、慶應義塾の三田演説館で日本初の演説会が行われたことを記念」して制定されたのだそうである。

1874年と云えば、明治7年である。前年明治6年には、朝鮮への使節派遣を巡って廟堂が分裂し、西郷隆盛、江藤新平、副島種臣、板垣退助らの参議が野に下った。いわゆる征韓論政変である。

西郷隆盛を除く彼らは愛国公党を結成して民撰議院設立建白書を提出し、言論をもって政府を攻撃する時代の口火を切った。

演説が盛んに行われるようになったのも、この頃からである。

もっともそのことと、わたいの食卓を飾る献立とには、なんらの関連もない。

演説政談とも、反政府攻撃とも縁のない、いたって穏当穏和な献立である。

6.27-2-3昼(弁当):麦飯(わさび昆布)、ブリの照り焼き(2切)、小松菜としめじと蒟蒻の煮浸し

ブリの照り焼きは、大好物にして、割と早く料理り方をおぼえた料理のひとつである。が、と、云うべきか、それゆえに、と、云うべきか、今回油断して、ちょっと目を離したスキに、味付けの調味料類が煮詰まってしまった。さいわいにして、見てくれは悪いものの、味はナカナカだったので、まずよかったが、油断は大敵であることを、改めて思い知った。

何度思い知れば、学習するのだろう、などと、失礼な感想を抱かないよう、お願いしたい。

なお、ブリの照り焼きは、たいてい、酒、砂糖、みりん、醤油、を、使うと思うのだが、昨日記したように、わたいはみりんは使わない。みりんを使うと、なるほどたしかにテリは出るだろうが、味が甘ったるく感じられるのである。これも人それぞれの好みであろうが。

6.27-3-3晩:玉子麦飯、生野菜サラダ(サニーレタス、キャベツ、胡瓜、トマト、ニラ、もやし、貝割…大根おろしドレッシング)、ほうれん草としめじのお浸し、冷奴、なます、納豆、味付海苔

今日もキッチリ、蒸し暑い。夜は、大阪の夏の名物(?)、熱帯夜である。
そのうち、熱帯夜を越える、新しい名称の夜が来るかもしれない。白熱夜とか。
晩食の献立はすっかり夏仕様、サッパリ系のオン・パレードである。
それでもやはり、食べてる最中は、扇風機を廻していないと、暑い。暑くて敵わない、と、云うほどではないが。
暑い、と、云うより、蒸し暑いのである。蒸し鶏の気分が解らないでもない。と、記して、蒸し鶏も悪くないかな、と、思った。いつか機会があったら、料理ってみよう。
ほうれん草としめじのお浸しには――小松菜としめじと蒟蒻の煮浸しにも――、油揚げを入れている。菜っ葉類には、忘れない限り、油揚げを入れることにしている。が、けっこう忘れるんだな、これが……困ったものだ。

雷記念日の日のひとりめし

6.26-1-3朝:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、生野菜サラダ

今日は“雷記念日”なのだそうである。
Wikipediaによると、「延長8年6月26日(旧暦)、平安京の清涼殿に落雷があり、大納言・藤原清貫が亡くなった(清涼殿落雷事件)。この落雷は菅原道真の祟りだとされ、道真は名誉を回復し、また雷の神天神と同一視されるようになった」のだそうである。
無実の罪を着せられて大宰府に流され、失意のうちに亡くなった菅原野道真が、都に祟りを成す怨霊と怖れられたことも、清涼殿に落雷があり、道真を陥し入れた公卿のひとりが死亡したことも知ってはいたが、それがこの日だったとは知らなかった。
時節柄雷の多い季節であることはたしかだが、なにも記念日にしなくてもよさそうなものである。
大阪北部を襲った地震から、一週間が過ぎた。
供給が停止していたガスも、全面復旧したらしい。
とは云え、いまだ避難所暮しを余儀なくされている人たちもいる。
願わくば、これ以上の災害が発生しないことを。
もっともそのことと、わたいの食卓を飾る献立とには、なんらの関連もない。
雷とも、地震とも関係のない、いたって平和な献立である。

6.26-2-3昼(弁当):麦飯(しいたけ昆布)、鮭の幽庵焼き風(2切)、小松菜としめじと蒟蒻の煮浸し

小松菜としめじと蒟蒻の煮浸しには、チューヴのにんにくを混ぜてある。それが得も云われぬ隠し味となって、とりわけこの蒸し暑い時節に、ピッタリである。
鮭の幽庵焼き風も久しぶりである。以前は、酒とはちみつと薄口醤油で漬けダレをつくったが、今回ははちみつを味醂に替えてみた。このためだけにはちみつを買うのがもったいないから、と、云う、セコイ理由で。味としては、それはそれで、ナカナカだった。はちみつと比べても遜色がない。
わたいが味醂を使うことはめったにないのだが、たまにはいい効果がでるようである。だからと云って、頻繁に使おうとは思わないが。

6.26-3-2晩:玉子麦飯、生野菜サラダ(サニーレタス、キャベツ、胡瓜、トマト、ニラ、もやし、貝割…シーザーサラダドレッシング)、ほうれん草としめじのお浸し、冷奴、なます、納豆、味付海苔

今日は暑かった。夜になっても暑い。正確に云えば、蒸し暑い。ついに晩食時から、扇風機を出した。空調機はまだ点けていない。今年はいつまで保つか、7月まで点けずにいられるだろうか。我ながら、興味深い。と、云うよりも、自分しか関心あるまい。
ほうれん草としめじのお浸しには、味をつけていない。にもかかわらず、それなりに旨い。いわゆる素材の味が活きている。少しく物足りなく感じないでもないが、これはこれでよし、で、ある。
いよいよ生野菜サラダや、なますが美味しくなってくる季節である。それはいいのだが、写真をご覧になればお分かりいただけるように、けっこう皿が大きい。これが4食分、それに、朝食用の生野菜サラダが5~6食分あるのである。したがって、冷蔵庫がいっぱいになるのである。まさか、この上に、別のお菜を乗せるわけにもいかない。思わぬところで、悩みの種が増えてしまった。

天覧試合の日のひとりめし

6.2-1-3朝:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、生野菜サラダ

今日は“天覧試合の日”だそうである。
Wikipediaによると、「1959年のこの日、初のプロ野球の天覧試合が行われたことを記念」して制定されたのだそうである。
1959年と云えば、昭和34年のことである。
天覧試合、とは、天皇が直接観戦する試合のことである。
日本初のプロ野球の天覧試合は、しかし、阪神ファンにとっては、苦く、忌々しい記憶として、残されている。
巨人軍の長嶋選手が、阪神タイガースの村山投手から劇的なサヨナラ本塁打を放ち、これが天覧試合と云えば、かならず、引合いに出されるようになったのである。
阪神ファンがこのときの怨念を晴らし、その溜飲を下げたのは、1985年(昭和60年)の4月17日、バース、掛布、岡田の三人による、バックスクリーン三連発本塁打によってである。
ちなみにこのとき、
「よっしゃ! これで天覧試合の仇を討った」
と、叫んだのは、我が父君である。
もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。
阪神巨人戦とも、天覧とも無縁の、いたって穏やかで、平凡な、いつもながらの献立である。


6.25-2-1昼(弁当):麦飯(しじみの佃煮)、ブリの素焼き(2切)、小松菜としめじと蒟蒻の煮浸し

久しぶりに、じつに久しぶりに、魚の料理である。
出来合いの総菜を買ってきたことはあったが、自分で調理するのは、ほんとに久しぶりである。
それにしても今回は、調理の出来がどうこうより、魚の値段が高騰していることに驚愕した。
ブリの切身が2切れで、500円以上もするのである。
豚肉や鶏肉のほうが、はるかに廉い。しかも、豚肉や鶏肉ならば、3~4食分は料理れる。魚肉だと、1食だけである。ひじょうにコスパが悪い。
なにが悲しくて、四方環海の日本で、豚肉や鶏肉よりも、魚肉が高くなるのだろうか。腹立たしい限りである。
この分ではそのうちに、豊葦原瑞穂国である日本で、米の飯が食えなくなる日が来るかもしれない。嘆かわしいことである。

6.25-3-2晩:玉子麦飯、生野菜サラダ(サニーレタス、キャベツ、胡瓜、トマト、ニラ、もやし、貝割…深煎りごまドレッシング)、ほうれん草としめじのお浸し、冷奴、なます、納豆、味付海苔

梅雨時~夏場には、サッパリしたものが好ましくなる。
そんなわけで、先先々週はぬた、先々週は酢ごぼう、先週はオクラと長芋の梅肉和え、を、料理った。
今週はなますである。大根と人参を千切りにし、塩を振ってしばらく置く。水分が出たらしっかり絞り、砂糖と酢を混ぜて漬ける。一晩くらい漬けると、美味しく食べられる。
正月料理の定番だが、なにも正月以外に食べてはいけないわけでもあるまい。むしろ、食欲が減退する、梅雨時から夏場にかけてのときにこそ、重宝なのではあるまいか。
しかも、これだけで2種類の野菜が摂れる。おかげで今回も、晩食だけで、10種類の野菜を摂取できている。ありがたいことである。

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