ろ~りぃの食卓

二十代の初め頃、「キャベツの千切りって、どうやるんだ?」と、訊いて呆れられ、みそ汁を料理るときに、具材よりも先に味噌を入れて蔑笑われた男でも、これぐらいの料理ならできる! と、云う、見本です。 料理が下手と云われて落ち込んであるあなた! 自分は料理なんてできないんだ、と、諦めてるあなた! このブログで自信をつけてください! わたいができることならば、だれでもできる! あなたにだって、きっとできる!

2019年(令和元年)6月

曾我兄弟の仇討ちの日のひとりめし

2019.06.28-1-1朝:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、生野菜サラダ、チェダー・チーズ

今日は“曾我兄弟の仇討ち”が行われた日である。

と、云っても、今日びの人びと、とりわけ若い人たちは、なんのことだかご存知ない方も多いことだろう。なにしろ“忠臣蔵”こと赤穂事件のことすら、知らない、と、云う人が多いご時世である。

で、Wikipediaから引用すると、“建久4年5月28日(1193年6月28日)、源頼朝が行った富士の巻狩りの際に、曾我祐成と曾我時致の兄弟が父親の仇である工藤祐経を討った事件”のことであり、“赤穂浪士の討ち入りと伊賀越えの仇討ちに並ぶ、日本三大仇討ちの一つである。武士社会において仇討ちの模範とされていた”のだそうだ。

さらに、“この事件は後に『曽我物語』としてまとめられ、江戸時代になると能・浄瑠璃・歌舞伎・浮世絵などの題材に取り上げられ、民衆の人気を得た”のだそうだ。

他者の責によって非業の死を遂げた者の肉親や縁者が、艱難辛苦の末に見事その仇を討って亡き人の恨みを晴らす、と、云う筋立ては、洋の東西時の古今をつうじて大衆ウケするらしく、世界各地にさまざまな形で伝承あるいは創作されている。

先に、「今日びの人びと、とりわけ若い人たちは、なんのことだかご存知ない方も多いことだろう」と、記したが、パワハラ、セクハラ、イジメ、虐待、等々、悲酸な事象が罷り通っている現代、こう云ったいわゆる“仇討もの”の需要は高じていると思うのだが、如何だろうか。

もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

仇討ちともパワハラ、セクハラ、イジメ、虐待、等々とも、一切まったくなんらの関係もない、いたって平和平穏和やか穏やかな、いつもながらの献立である。

2019.06.28-2-1昼(弁当):麦飯(ピリ辛らっきょう)、鰯の生姜煮、菠薐草の胡麻あえ

菠薐草にはすりごまをかけるとよい、と、云うことは、これまでにもたびたび記してきた。カルシウムの摂取効率が上がるとともに、ビタミンAの吸収効率が上がるのだそうである。

その他、かつお節をかける(混ぜる)のもよい。こちらは、菠薐草に含まれているシュウ酸の吸収を緩和する、と、云うのである。

シュウ酸はカルシウムと結びついてシュウ酸カルシウムとなり、尿路結石の原因となる。

それを防止するためには、逆説のようであるが、カルシウムを多く含む食品を一緒に食べればよいらしい。

要は、尿路中でシュウ酸カルシウムにするのではなく、尿路にたどり着く前、消化器官の中でシュウ酸カルシウムにしてしまい、そのまま体外に排出させるのである。なるほど、理にはかなっている。

で、あるから、すりごまやかつお節、あるいはちりめんじゃこなど、カルシウムの豊富な食材と組み合わせるわけなのか。

やはり古来から伝えられてきた習慣風習と云うものには、それなりに立派な理由があるものなのである。

やっと週末であるが、今週末の大阪は、颱風だの、G20だの、と、来ていらないものが来て、一苦労である。なにを料理るか、よりも、ちゃんと買い出しに行けるか、そっちの方が、まず問題である。

ちらし寿司の日のひとりめし

2019.06.28-1-1朝:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、生野菜サラダ、チェダー・チーズ

今日は“ちらし寿司の日”だそうである。

Wikipediaによると、“岡山のちらし寿司「ばら寿司」が生まれるきっかけとなった備前岡山藩主・池田光政の命日”にちなんで、“株式会社あじかんが制定”したのだそうである。

なぜばら寿司に池田光政がかかわってくるのか、と、云うと、“質素倹約を奨励した備前岡山藩藩主の池田光政が、汁物以外に副食を一品に制限する「一汁一菜令」を布告したことが背景にあると言われている”のだそうである(Wikipediaより)。

要は一汁一菜に制限された庶民(?)が、なんとかして豪華な食事をしたい、と、考案したのが、ばら寿司だ、と、云うわけであろう。

一口に、ちらし寿司の、ばら寿司の、と、云っても、厳密にはいろいろと細かい種類があるようで、大雑把に云っても、“江戸前寿司においては、白い酢飯の上に、にぎり寿司に用いる寿司種を並べたものを指すが、関東周辺以外の地域では一般に、酢飯に調味した具材を混ぜ込み、錦糸卵や海苔などで飾り付けを施したものをちらし寿司と称する”のだそうである(Wikipedia)。

その種類名称も、江戸前ちらし(生ちらし、吹き寄せちらし、とも)、ばらちらし、五目寿司(ばら寿司、混ぜ寿司、五目ちらし、など)、と、多岐にわたっている。

もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

ちらし寿司ともばら寿司とも握り寿司とも、まったくいっさいなんらのかかわりもない、いたって簡略質素な、いつもながらの献立である。

2019.06.28-2-1昼(弁当):麦飯(みそかつおにんにく)、鰯の生姜煮、菠薐草の胡麻あえ

バミューダトライアングルの中心に位置する島国の某王国を治める少年国王の幼少時ではないが、おなじ写真を焼き増ししても、さして違和感はないのじゃないか、と、思わないでもない。主食である麦飯のトッピングに違いがあるのが、 まだしも救いである。

おなじ献立が続くのは、いっこうにかまわない。鰯の生姜煮は大好きな献立のひとつであるし、菠薐草などの青菜類は、摂取しないと体調が悪くなるくらいである。

鰯は調理しやすく、わたいでもカンタンに捌ける。包丁で頭部を切断して胴体から分離させれば、スルッと腸が除れる。腹部も包丁を使うまでもなく、指だけで裂ける。実に簡単である。

少々大きめのものでも、さして難しくなく捌ける。現に以前料理った揚げないイワシフライのときも、さしたる困難なく捌けた。わたいでもできるのだから、たいていの人はできるだろう。そう云った意味でも、おススメの食材である。

2019.06.28-3-2晩:玉子麦飯、即席みそ汁(わかめ、とろろ昆布)、鰯の生姜煮、菠薐草の胡麻あえ、生野菜サラダ、茄子とゴーヤの佃煮、冷奴、納豆、味付海苔

昨晩でなくなった、と、思っていた茄子とゴーヤの佃煮が、まだ1食分残っていた。ありがたい。これで野菜の摂取種類が減らずにすむ。

それにしても、ずいぶん保ったものである。先週からだから、まるまる2週間保ったわけである。当初は、まだまだゴーヤは高いな、と、思ったものだが、こうしてみると、さほど高くついたわけでもない。いわゆる費用対効果は良好だったわけである。来週も料理ってみたくなった。

そう云えば以前、鰯が魔除けになる、と、云うことを聞いたことがある。“鬼は七輪で鰯を焼く煙と臭気を恐れるといい、西日本には節分に鰯の焼き魚を食べる「節分いわし」の風習がある”のだそうである(Wikipediaより)。西洋の吸血鬼にニンニクが有効なのはよく知られているが、日本の鬼には焼き鰯、と、云うことか。

焼いたイワシの頭をヒイラギの枝とともに「柊鰯」の飾り物にして、門口に掲げておく風習もあるのだそうだ。Wikipediaには、”節分”とあるが、わたいは正月の風習だと聞いた。まあ、正月も節分も、本来の意味は似たようなものなのだから、どっちがどう、と、云うこともあるまい。

今週の鰯づくしで、わたいの体内の魔鬼も、退散してくれるだろうか?


露天風呂の日のひとりめし

2019.06.26-1-1朝:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ、生野菜サラダ、チェダー・チーズ

今日は”露天風呂の日”だそうである。

Wikipediaによると“昭和62年6月26日に岡山県の湯原温泉が制定”したのだそうである。“「ろ(6)てん(・)ぶ(2)ろ(6)」という語呂合わせ”なのだそうだ。「てん(・)」が少々コジツケっぽいが、まぁ、まだマシな方だろう。

露天に限らず、風呂は大好きだったのだが、ドクター・ストップがかかってしまった。わたいの体質上、発汗は皮膚に悪影響を及ぼすのだそうである。

発汗それ自体が悪い、と、云うわけではなく、その後の手入れ、いわゆるひとつのスキン・ケアの仕方が重要なのだそうだが、いまだにシャワーのみでしのいでいる。冬場などは、入浴してもいいのだろうが、ここまでくると、それも面倒になってくる。慣れとは恐ろしいものである。

昔はサウナなどに、それこそ我慢大会さながらの時間まで籠ってカラカラになるまで汗を出し、頭から冷たい水をかぶって汗を流し、水風呂で体熱(?)を除去するのが、夏場の愉しみであった。

心身ともにスッキリして下町の夕風に弄られながら下宿に帰る道すがらは、なんとも心軽々と、浮き浮きしたものだった。

もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

露天風呂とも混浴とも、サウナとも水風呂とも、なんらの関係もない、いたって無風流な、いつもながらの献立である。

2019.06.26-2-1昼(弁当):麦飯(奈良漬け)、鰯の生姜煮、菠薐草の胡麻あえ

そんなわけで、今回は鰯と菠薐草のオン・パレードである。精確に云えば、鰯の生姜煮と菠薐草の胡麻あえの、オン・パレードである。

何度も記しているように、毎日おなじ献立でも、わたいはいっこうに苦にならない。もっとも、毎日おなじ写真を見せられざるを得ないみなさまがたには、ご同情申しあげる。だからと云って、写真のために献立を変えようなどとは、微塵も思わない。わたいは写真家でもインキンマタグラ―でもないのである。

第一、鰯と菠薐草は、栄養の宝庫なのである。カルシウムは云うに及ばず、良質のたんぱく質やビタミンD、ビタミンB2、不飽和脂肪酸──いわゆるEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富である。

EPAは血液中のコレステロールを低下させ、血液をサラサラにして血栓をできにくくする働きがあり、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞を予防に効果がある。

DHAはコレステロールを抑制する作用とともに、脳細胞の成長を助けて脳の活性化を促す。また、脳神経の働きを補助する、ナイアシンと云う栄養素も含まれている。

近年、信じられないような愚かなことを考えたり、口にしたりする日本人が増えているが、ひょっとして、魚を食べなくなったことが、関係しているのかも知れない。桑原桑原、で、ある。

2019.06.26-3-2晩:玉子麦飯、即席みそ汁(豆腐、乾燥わかめ、とろろ昆布)、鰯の生姜煮、菠薐草の胡麻あえ、生野菜サラダ、茄子とゴーヤの佃煮、冷奴、納豆、味付海苔

茄子とゴーヤの佃煮がなくなった。予定どおりである。

来週あたりからゴーヤも旬に入ってきて、廉価になるんじゃないか、と、期待している。

生野菜サラダの中味は、サニーレタス、キャベツ、胡瓜、トマト、で、ある。これは朝食でも同じである。ただ、朝食時には、粉チーズを振りかけている。パルメザン・チーズ、と、云うやつである。深緑色の円筒形のボディに、卵色のキャップ、と、云ったいでたちの容器は、みなさまもどこかで必ず、お目にとめたことがあるだろう。

なんで粉チーズを、と、思った方もいらっしゃれば、そう云えば朝食の献立に、チェダー・チーズが増えたな、と、思われたかたもいらっしゃるかもしれない。もっともほとんどの方は、そんなことに気づきもされなかったであろうが……( T∀T)

過日、某Websiteで、亜鉛不足が味覚を不正常にさせる、との記事を読み、慌ててチーズを食べだしたのである。手軽に亜鉛を摂取できるのが、チーズなのである。

あまり味にはこだわらないが、味にこだわらないのと、味が判らないのとでは、微妙に違う。おなじ食べるのなら、不味く食べるより美味しく食べたいし、やはり“ちがいが分かる男”であることは、大切なことなのである。


住宅デーの日のひとりめし

2019.06.25-1-2朝:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)、生野菜サラダ、チェダー・チーズ

今日は“住宅デー”なのだそうである。

「今日は何の日~毎日が記念日」と云うWebsiteによると、“スペインの建築家、アントニオ・ガウディの1852年の誕生日”にちなんで、“全国建設労働組合総連合が1978年に制定”したのだそうである。

1978年と云えば昭和53年であるが、“制定当時は高度成長による住宅建設ブームで、量産の中で職人さんをめぐるトラブルもたくさんあった。このため町の大工さんや左官屋さん等職人の腕と信用をPRする為に制定された”のだそうである。

細かいことを云えば、1978年(昭和53年)には、いわゆる高度成長は終焉を迎えていたのではなかろうか。

高度成長どころか、列島改造計画も、いわゆるオイル・ショックによって中断を余儀なくされ、田中内閣総辞職を以て、挫折のやむなきにいたったはずである。そのへんは一度Macに訊いてみよう。もっとも彼の経済史に関する知識は、当人曰く、いささか薄弱であるそうだが。

それはともかく、“町の大工さんや左官屋さん等職人の腕と信用をPRする為に制定された”と云うのが面白い。

現在なら、施工業者や住宅会社等の良心と信用をPRしなければなるまい。どれだけ効果あるPRができるか、大いに疑問ではあるが。

もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

高度成長であろうがあるまいが、列島が改造されようがされまいが、施工会社や住宅会社などの良心と信用がPRされようがされまいが、そんなこととは一切無関係の、いたって平穏是無事、日々是好日な、いつもながら献立である。

2019.06.25-2-1昼(弁当):麦飯(ピリ辛高菜昆布)、鰯の生姜煮、菠薐草の胡麻あえ

駅前商店街の八百屋兼鮮魚店で、鰯が300円(税抜)で売ってあった。底浅の発泡スチロールに一杯で!

当然、それごと持って帰るわけにはいかないので、ビニール袋に入れてもらったが、いやはや、重いのなんの。魚の重量を甘く見ていたようだ。

とりあえず冷蔵庫内のチルド室に入れた。それだけで室内は満杯である。

例によって生姜煮にしたが、10食分できた。したがって今週は、昼の弁当も晩の食事も、主菜はすべて鰯の生姜煮である。

鰯の生姜煮は大好物なので、それ自体は毎日でも苦にはならないが、先日折角、揚げないイワシフライが上手くいったので、半分くらいはもう一度それを料理ってみることにしようか、と、思っていたのだが、フライにするにはいささか小さすぎた。なかには、稚魚じゃないか、と、思われるほど、小さな魚も混じっていた。何尾かはフライ向き(?)の大きさのものもあったが、いちいちより分けて別料理にするほどの余裕もなかった。結果、全部生姜煮になった。

それにしても、一見したときに思ったより、よほど量がある。全部料理するのに、3回かかった。生姜と梅干も、一度に使い切ってしまった。そう云う意味では切が好かった。

2019.06.25-3-1晩:玉子麦飯、即席みそ汁(長ねぎ、乾燥わかめ、とろろ昆布)、鰯の生姜煮、菠薐草の胡麻あえ、生野菜サラダ、茄子とゴーヤの佃煮、冷奴、納豆、味付海苔

なんとか7種類の野菜摂取を保っている。夏場は野菜の摂取量が減るような気がする。種類も限られてきて、レタス、キャベツ、胡瓜、トマトなどしか見当たらない。もちろん、ニラやもやし、貝割、オクラ、カボチャ、白菜、玉葱、などなど、現在はもはや、旬もなにもないくらいに、いろいろな野菜が出回っているのだから、昔のように、夏場だからと云って、野菜不足に悩む、と、云うこともないのだが。

生野菜サラダばかりじゃなく、即席漬けや一夜漬けのような、簡単にできる漬物でも料理って、野菜の摂取種類を増やそうか、とも考えたが、漬物だけのために買うのもコスパが悪いように思われるし、かと云って、残り物の野菜で漬物を料理っても、種類が増えることはない。悩ましいことである。

野菜を使った夏の献立、と、云っても、胡瓜もみくらいしか思い浮かばない。玉葱が残っていることだし、今度、南蛮漬けの素でも料理ろうか。


美空ひばりの命日の日のひとりめし

2019.06.24-1-2朝:トースト(6枚切り×2枚)、半熟卵(2個)、プレーン・ヨーグルト、野菜ジュース、バナナ(2本)、生野菜サラダ、チェダー・チーズ

今日は美空ひばりの命日なのだそうだ。

美空ひばりを知らない日本人はいないだろう、と、思われるが、なにしろ、日本が米国と戦争したことがある、と、云うことを知らない人間がいる、と、云われるご時世である。念のためにWikipediaより引用すると、“12歳でデビューして「天才少女歌手」と謳われて以後、歌謡曲・映画・舞台などで活躍し自他共に「歌謡界の女王」と認める存在となった。昭和の歌謡界を代表する歌手であり、女性として史上初の国民栄誉賞を受賞した。”と、ある。

芸能興行に絡む、山口組三代目組長との醜聞なども存在したが、彼女を慕うファンはいまなお各界に多く存在する。

あの傲岸不遜を以てなる松山千春氏でさえ、「プロの歌い手、と、云えるのは、亡くなった美空さんくらいだろうな」と、述べていたくらいである。

その忌日、すなわち今日は、“林檎忌”あるいは“麦の日”とされている。

Wikipediaによると、“ヒット曲「リンゴ追分」から「林檎忌」、「ひばり」という名前にちなみ、麦畑が鳥のヒバリの住処となることが多いことから「麦の日」と呼ばれている”のだそうである。

もっともそのことと、わたいの食卓に並ぶ献立とには、なんらの関連もない。

昭和歌謡とも麦雲雀とも、いっさいまったくなんの関係もない、いたって非文化、非自然な、いつもながらの献立である。

2019.06.24-2-1昼(弁当):麦飯(ピリ辛きゃら蕗)、豚肉の生姜焼き、菠薐草の胡麻あえ

豚肉の生姜焼きは、先週漬け込んでおいたものの残りである。

若干色が変化していたように見えたが、気にせずに焼いた。漬け込んで10日以内なら大丈夫なはずだ、と、なんの根拠もないが、信じ込んでいる。

肉に比して玉葱が多いが、やむを得まい。玉葱は玉葱で、それ自体栄養が豊富なのだから、むしろ玉葱だけでもいいくらいである。

玉葱にはご存知のとおり、血液をサラサラにする効果がある。と、云うことは、脳梗塞や脳卒中などの脳関係の病気や、心筋梗塞や狭心症などの循環器関係の病を防ぐのに効力がある、と、云うことである。

さらには、中性脂肪の値や、悪玉コレステロールを減らし、糖尿病の予防や改善にも効果がある。

とりわけ、ビタミンB1の摂取効率を上昇させ、滋養強壮、疲労回復、不眠解消、神経鎮静の作用があることは、いままでにも繰り返し述べてきたところである。

玉葱、と、云うと、切ったときに涙を催させるあの刺激や、独特のにおいが厭だ、と、云う人もいるようだが、あの刺激やにおいの素こそ、栄養の素なのである。

2019.06.24-3-2晩:玉子麦飯、即席みそ汁(油揚げ、乾燥わかめ、とろろ昆布)、豚肉の生姜焼き、菠薐草の胡麻あえ、生野菜サラダ、茄子とゴーヤの佃煮、冷奴、納豆、味付海苔

これで先週から持ち越しの、豚肉の生姜焼きがなくなった。玉葱の量が多かったが、それもまたよし、で、ある。おかげで野菜の摂取種類が1品増えたのだから。

菠薐草の胡麻あえ、と、いままで記してきたが、ふと思ったのは、胡麻あえ、と、云うものは、すりごまと砂糖と濃口醤油を練り合わせたものを、味付けとするのではないだろうか、と、云うことである。

と、すると、わたいのいわゆる“菠薐草の胡麻あえ”は、実は“菠薐草の胡麻あえ”ではなく、“菠薐草のお浸し”に、すりごまと醤油をかけたものにすぎないのではないだろうか。まあ、名称はなんにせよ、それでさして味が変わるわけでもないし、栄養分が変化するわけでもない。

豚肉の生姜煮はなくなったが、茄子とゴーヤの佃煮はまだある。おそらく、今週半ば、水曜あたりになくなるのではないか、と、踏んでいる。

見た目に彩りはないが、味はナカナカ絶品である。茄子もゴーヤも、7月に入ると値段が下がり、手に入れやすくなるだろう。茄子はいまでも、かなりの量が、かなり安く買えているが、ゴーヤはまだまだ高い。もう少し下がるはずである。

いっそのこと、ゴーヤのグリーン・カーテンでも作ろうか、と、思わないでもないが、そこまでマメな人間でもない。おまけに、昨今の颱風や、強烈な豪風雨に見舞われでもしようものなら、隣近所にどんな迷惑がかかるか、知れたものではない。それ以前に、わたいの住居してる賃貸は、グリーン・カーテン作ってもよかったのかな? そこをまず、確認しなくては。


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